「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- 採用プロジェクト比率が年々増加している...何故か?
- ITに対する期待が、顧客獲得や満足度向上などの領域に広がってきている。
- ニーズの変化が早いビジネス領域
- ニーズの不確実性が高いビジネス領域
詳細 †
入門 †
宣言・原則 †
低減されるリスク †
- ユーザのニーズ・要求からの乖離
- 完全なプロジェクトの失敗
- リリース(移行)の失敗
- 作業未習熟に起因する失敗
- 過剰な機能の盛り込み
手法(スクラム) †
Evo、DSDM、XP、FDD、Lean Software Development、
Crystal Clear、EssUp?、Kanbanなどがあるが、
最もメジャーなアジャイル開発手法がScrum(58%)。
- スクラム・チーム
- プロダクト・オーナー(PO)
- スクラム・マスター
- 開発チーム
- プロダクト・バックログ・アイテム(PBI)
・実現したいこと
(1) 顧客として
(2) 達成したいこと
(3) その理由
・受け入れ条件
・成果物(ソース、ドキュメント)
・デモと手順
・非機能要件
・完成の度合
・プランニング・ポーカーによるPBIの見積り
・基準となるPBIのポイントを決める。
・各PBIのポイントを基準から相対的に決める。
- プロダクト・オーナーがPBIリストを優先順に並び替える。
- スプリント
10営業日(二週間)に4つのスクラム・イベントが定義されている。
- スプリント計画ミーティング(初日)
・チームのタイムボックス、ベロシティの設定。
・PBIからスプリント・バックログ(SBL)を仮決め。
・SBLの実現に必要なタスク(とその時間)をタスクボードに並べる。
- デイリー・スクラム(朝会)
・タスクボードのToDo?、Doing、問題などの説明。
・バーンダウン・チャートで予実(日毎に残タスクの作業量)を確認。
- スプリント・レビュー(最終日の最初)
SBL(PBI)の現物デモとOK・NGの判断
- スプリント・レトロスペクティブ(最終日の最後)
Keep・Problem・Try(KPT) → 優先順にActionを設定。
- プロダクト・バックログ・リファインメント(最終日の最後)
プロダクト・バックログのPBIの追加、変更(優先順位、ポイント)、削除
適用指針 †
- ウォーターフォール開発は「コスト」変動、その他は固定
SoR開発案件を請負、準委任で契約する場合
- アジャイル開発は「スコープ」変動、その他は固定
順次リリースするSoE開発案件を準委任、派遣で契約する場合(もしくは内製
- リスク検討チェックシートの活用
- カテゴリ
- 判断項目
- 重要度
- ウォーターフォールが適する
- アジャイルが適する。
マネジメント †
見積・進捗・品質
- ベロシティが見積・進捗に影響。
- 故にベロシティに幅を持たせておく。
- 80% ~ 100% ~ 120%のパターン
- 工数
- PBIのポイント
- チームのベロシティ
- バーンダウン・チャート
(ポイント・ベロシティの再見積)
- スコープ
- 予算 / 単位スプリントあたりの費用 = 実行可能なスプリント回数
- 実行可能なスプリント回数で消化できるPBIがスコープ
- リリース・バーンダウン・チャート
予実(スプリント毎にプロダクト・バックログの残ポイント量)を確認。
- 品質
- ソーシャルコーディング や ペアプログラミング
- テスト自動化、CI / CD、DevOps?を可能な限り自動化
- リリース・スプリント(リリース専用スプリント)を設ける。
- テスタ(QAなど)によるテスト(探針テスト)を行う。
アンチパターン †
主に上司の介入
※ アジャイルは上司の介入がなくてもワークする。
※ 従って、上司は進捗を妨げる障害を除去する方が良い。
※ (全体最適化しないため)個人ではなくチームとして評価。
※ どうしてもと言うならメンバとして上司が参画する(のはOK)。
プラクティス †
- Independent
依存関係がなく独立している。
- Negotiable
手段については交渉可能である。
- Valuable
そもそも顧客にとって価値がある。
- Small (Size Right)
1スプリントで完了できるサイズ
- Testable
テストのチェック条件・確認項目が設定可能
- インセプションデッキ
- アジャイルにおけるプロジェクト憲章
- 以下の10個の質問についてチームで話し合う
- 我々はなぜここにいるのか
- エレベータピッチ
- パッケージデザイン
- やらないことリスト
- プロジェクトのコミュニティ
- 技術的な解決策の概要
- 夜も眠れなくなるような問題
- 期限を見極める
- トレードオフ・スライダー
- 初回リリースに必要なもの
効用 †
集合 †
リーン
- アジャイル
- DSDM
- XP
- FDD
- ASD
- スクラム
- スクラムバン
- クリスタル
特徴 †
参考:PMP > 歴史
- カンバン
現場の可視化のためにカンバンを利用(以下のリスト
- ユーザー・ストーリー
- カンバン
・作業待
・作業中
・テスト中
・完了
- XP
- 変化を抱擁(顧客第一、変更の予定)
- 開発のベストプラクティス(ペアプロ、TDD等)
- 開発サイクルを反復(タイムボックス、イテレーション)
- FDD
成果物をユーザ視点でモデル化する手法
- 機能単位で開発(2週間単位の規模)
- Domain Object Modeling(DOM)の採用
- 6つのプリンシプル
・協業
・反復開発
・タイムボックス
・自己組織化
・経験を積み重ねるプロセス管理
・価値による優先順位
- 5つの視点
・組織
・ビジネス正当性
・品質
・変更
・リスク
- 5フェーズ・19プロセス
・立ち上げ
・プロジェクト・ビジョン作成
・スクラム・マスターとステークホルダー識別
・スクラム・チーム結成
・エピック開発
・優先慎位付きのプロダクト・バックログ作成
・リリース計画の主導~
・計画と見積
・ユーザー・ストーリー作成
・見積を承認し、ユーザー・ストーリーをコミット
・タスク作成
・タスク見積
・スプリント・バックログ作成
・実行
・成果物の作成
・日次スタンドアップを主導
・優先順位付きプロダクト・バックログを遂行
・レビューと振り返り
・スクラムチームのスクラムを招集
・スプリントをデモ
・スプリントを振り返る
・リリース
・成果物を出荷する
・プロジェクトを振り返る
導入 †
- 革命(チェンジ:何を → どうやって → 何に)
- マーケティング、コミュニティ、問題領域の発見、しがみつく(?)
- 仲間を作る、成功させる、結果を宣伝する、チーム評価
- 上位マネジメント、中間管理職、PMO、施設、財務、調達
- 作成
- 専門家の知恵を借りる
- 投資効果の明確化
財務指標:ROI、NPN、PP、IRR
- 手順
- ビジョン記述 → ビジネス提案
- 財務的ビジネス・ケース(ROI、NPN、PP、IRR
- 組織的影響(抵抗と克服、リクスの対応)
- ポイント
- 手法の選択
- 小さくか、ビッグバンか
- 公にするかどうか
- トレーニング、コーチング
- リーダーシップ(サーバント・リーダーシップ
- エンジニアリングの実務(現場の声)
- 組織
・プロダクト・オーナー(PO)
・複数チーム(専任/兼務、統合/分散、PMO)
・経験と知識の共有(ナレッジ(KM,KB)、コミュニケーション)
- プロダクト・バックログ
・大きさ
プロダクト → エピック → ユーザ・ストーリー → タスク
・作業分担
プロダクト → ユーザ・ストーリー → タスク(スプリント・バックログ
参考 †
書籍 †
- SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
- エッセンシャル スクラム