「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
データから、マーケット、マーケティングの傾向を分析する。
詳細 †
傾向まとめ †
DX、テクノロジー・ドリブン †
DX(デジタル・トランスフォーメーション)、
テクノロジー・ドリブン(技術駆動型。 技術主導型。
- 最近のITは、
- 業務に合わせてモノを作るというより、
- 利便性の高いITシステムに合わせて業務を変更させる。
と言う傾向が強いので、
事業 → 施策との連動 †
ただし、業界のマーケティングと言えども、
事業、業態次第では適合しないケースも多い。
→ 施策の傾向
2000 †
スクラッチ開発 †
- 所謂「ソフトはオマケ」の延長上
- この頃から、オマケではなくメインになってきていた。
パッケージ開発 †
1ベンダ1パッケージ並みに乱立した時期で、
の2パターンが存在する。
オープン・ソリューション †
- 日本メーカー謹製から海外製へ。
- ITインフラ系商材を用いた構築サービス
- その他、SAP ERPなどの業務パッケージも。
その他の商材 †
- GUIテスト自動化
UIオートメーション技術を使ったテスト自動化
- テスト自動生成
テストケース、テストコードの自動生成
2010 †
スクラッチ開発 †
スクラッチ開発の問題を抱えながらも、
- 大規模システム開発でPMスキルの向上
- プロパー比率を下げて業績を向上
などの対策はなされてきたが、
徐々にスクラッチ開発=悪の風潮が。
パッケージ開発 †
パッケージの自出には色々あるが、
- 収益面での死活の明 or 暗が分かれる。
- SIテンプレ or サービス、インストール製品が分かれる(所属企業の業態に依存)。
オープン・ソリューション †
- 担ぐ系の問題(構築だけして帰る
- ...によって対応
技術的な多様化 †
- サービス、アジャイル隆盛による
ツール類の進化、DevOps?の誕生
その他の商材 †
- テスト自動化
- GUIテスト自動化
→ OSSへ
- テスト自動生成
→ discon
- テスティング・フレームワーク
→ OSSへ
2020 †
スクラッチ開発 †
- 特に大規模スクラッチは2000-2020に
ノウハウを溜めた会社でないと遂行が難しく。
パッケージ開発 †
- SIテンプレ or サービス、インストール製品ともに、シェアの戦いに。
- SIテンプレにも、OEM契約、販社契約などの方法がある。
オープン・ソリューション †
クロスセル型インテグレーションの構成要素として堅調
★ クロスセル型 †
上記の、
が融合しクロスセル型インテグレーションが爆誕
技術的な多様化 †
- 新技術
XaaSとして提供されるものが増えてきている。
- PaaS、CaaS、SaaS
- DX(IoT、BD、BI / AI)
- RPA、ローコード・ノーコード
その他の商材 †
- OSS管理、脆弱性・ライセンス診断
Black Duck / Sonatype / Synopsys / WhiteSource?
- FOSS系のソフトウェア・スイート化
開発ツールの多くがOSSになったのが背景にはある。
(OSSでないと採用&利用がされなくなった)
- アトラシアン社など
- OSS化された自社製品
- 主要OSSのコラボレーション製品
- OSSではないがフリーミアム・サービスの買収
他業種 †
キーエンス †
概要 †
1974年(昭和49年)に設立
- 業績
- 売上高経常利益率 40~50%
- 売上高年平均成長率は 6.2%(2000-2010)
- ファブレスメーカー
- FA センサーの開発・製造・販売
- システムの開発・製造・販売
・自動制御機器
・計測機器
・情報機器
・関連電子応用機器
・オプトエレクトニクス機器
- 直販体制
- オムロンと対照的(汎用品 → 専用品)
- 高価な値段以上の価値を生み出している。
- 営業
- 提案営業、アフターフォロー
- 顧客の潜在的なニーズを捉える。
- ニーズカード、コンサルティングDB
- ピーディーに製品開発に結びつける
ポイント †
B2Bマーケティング観点で
- 高付加価値、高収益を追求する。
- 専用品の研究開発が必要。
- 決裁が難しくなる高価格帯ではない。
- 現時点の最終形態がたまたまソリューション。
- 高付加価値(高収益)
HOWではなくWHATを追求。
- 買い手側の視点
Communication(コミュニケーション)=営業駆動
- Customer Value(顧客価値)
- Cost(コスト)
- Convenience(流通は利便性)
- コストダウン
- 広告費を使わない。
- ファブレスでスマイルカーブを避ける。
... †
参考 †