「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
詳細 †
- 範囲、時間、原価の補助計画書作成が順次実行される。
- 範囲の計画のPMB作成が実行される。
- その他の計画の補助計画書・プロジェクト文書作成が並列実行される。
- 時間、原価の計画のPMB作成が並列実行される。
- 時間、原価のアウトプットの統合が行われる。
統合 †
- 原価 + 時間のアウトプットの統合を行い、
- 変更の計画書を作成し、
- ステークホルダーの承認を受ける。
範囲 †
↓ ↓ ↓(計画書)
↓ ↓ ↓(要求事項...)
↓ ↓ ↓(プロジェクト・スコープ記述書)
↓ ↓ ↓(スコープ・ベースライン)
時間 †
↓ ↓ ↓(計画書)
↓ ↓ ↓(アクティビティ・リストなど)
- アクティビティ順序設定(プレシデンス・ダイアグラム法(PDM)など)
↓ ↓ ↓(プロジェクト・スケジュール・ネットワーク図)
↓ ↓ ↓(アクティビティ所要期間見積)
- スケジュール作成(スケジュール・ネットワーク分析)
↓ ↓ ↓(スケジュール・ベースラインなど)
原価 †
↓ ↓ ↓(計画書)
↓ ↓ ↓(コスト見積、見積根拠)
- 予算設定(コスト集約、予備設定分析、過去の関連性)
↓ ↓ ↓(コスト・ベースラインなど)
リスク †
↓ ↓ ↓(リスク態度:リスク選好、リスク許容度、リスク閾値)
↓ ↓ ↓(計画書、RBS)
- リスク特定(フローチャート、特性要因図、インフルエンス・ダイアグラム)
↓ ↓ ↓(リスク登録簿と報告書)
- 定性的リスク分析(リスク発生確率・影響度査定、発生確率・影響度マトリックス)
↓ ↓ ↓(リスク登録簿と報告書)
- 定量的リスク分析(シミュレーション、クリティカル分析、感度分析(トルネード図)、ディシジョン・ツリー分析)
↓ ↓ ↓(リスク報告書)
- リスク対応計画(各種戦略:対脅威、対好機、コンティンジェンシー)
↓ ↓ ↓(リスク登録簿と報告書、各種計画書・文書の更新)
基礎知識 †
アクティビティ †
- アクティビティと言う用語が出てくるのは、時間と資源。
- 見積と関連しているが、原価側には出てこない。
- (一点見積)
想定工数+多少のリスクを足しただけの値
- トップダウン見積(類推見積)
では、以下を併用する
コミュニケーション系 †
- コミュニケーション・モデルのステップ
受信確認とフィードバッグ・応答の差異を問う問題が多いかも。
- コード化
- メッセージの送信
- メッセージの受信確認(双方向時)
- メッセージの解釈
- フィードバッグ・応答(双方向時)
- コミュニケーション方法
- 双方向コミュニケーション
- 一方向コミュニケーション
- プッシュ型コミュニケーション
- プル型コミュニケーション
- コミュニケーション技術
情報を配布する理由は考慮しない(計画で考慮)。
リスク系 †
- リスク選好、リスク許容度、リスク閾値
- 選好:ステークホルダー・マター
- 許容度:費用対効果から
- 閾値:影響度から
品質マネジメント計画だけではなくコスト見積のツールと技法でもある。
- 予防コスト(適合コスト)
- 品質マネジメント・プロセス
- トレーニング、機器、文書化
- アクティビティ
選択肢の絞り込み †
計画書 †
PMB †
パフォーマンス測定ベースライン(PMB)
- WBSコード
コスト追跡に利用される。
'-> コントロール・アカウント(CA)
'-> 会計システムにリンクされる一意の識別子(勘定科目)
'-> EVM測定で必要になる。
- ワーク・パッケージ・レベル
- ローリング・ウェーブ計画法
- WBS辞書
スコープ・ベースラインの子要素で作業構成要素の内容が文書化される。
TT †
- プロダクト分析
- 価値分析(VA:Value Analysis)、価値工学(VE:Value Engineering)
- システム分析(SA:System Analysis)、システム工学(SE:System Engineering)
- プロダクト・ブレークダウン、要求事項分析(RA:Requirement Analysis)
- 過去の関連性
過去のデータを使用する類推見積 & パラメトリック見積を指す。
似たような言葉 †
- 前提条件
- 制約条件を含まない。
- 一般的に前提条件に見えるもの。
- ≒ 目的に近いモノも含まれる。
- 制約条件
- 三大制約条件(プロジェクト目標)≒範囲、時間、原価。
- 範囲は意思決定の基準で、
- 時間 > 原価となることが多い。
- また、資源の調達は予め既知の範囲で限定しない。
違いを理解する。
PDM/ADM、AON/AOA(AOL)、GEAT †
一点見積もりによる
- PDM
- PDM:プレシデンス・ダイアグラム法
- AON:アクティビティ・オン・ノード
- 多くは、終了‐開始(FS)の依存関係を使用する。
- ADM
- ADM:アロー・ダイアグラム法
- AOA(AOL)
- AOA:アクティビティ・オン・アロー
- AOL:アクティビティ・オン・ライン
- 終了‐開始(FS)の依存関係だけを使用
- GEAT
条件による分岐・合流、ループを表すことができる。
CPM、PERT †
- CPM
- スケジュール・ネットワーク分析の1技法
- 逐次ネットワーク(終了‐開始(FS))
≒ ADM、ただし、PDMも可能らしい。
- フロート(= スラック)
- トータル・フロート(TF)
- フリー・フロート(FF)
定性的・定量的リスク分析 †