「[[.NET 開発基盤部会 Wiki>http://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -戻る --[[試験>PMP:試験]] --[[共通>PMP:共通]] --[[環境>PMP:環境]] --[[役割>PMP:役割]] *目次 [#qf0cd69e] #contents *概要 [#s099b925] 共通、環境、役割関連の試験対策 *詳細 [#k2b061fa] **基礎知識 [#ma6c7add] ***[[プロジェクト>PMP:共通#wfc1fef5]] [#j60166cf] -プロジェクトか?定常業務か?を理解する。 -キーワード --独自性と有期成 --不確実性と段階的詳細化 -集合(上位) --プログラム --ポートフォリオ -時間軸 --プロジェクト・フェーズ --プロジェクト・ライフサイクル --プロダクト・ライフサイクル ***[[プロジェクト・マネジメント>PMP:共通#x5bd82c0]] [#fbd5b7ef] -大規模プロジェクトだけで有用。と言うのは大きな誤解でもある。 -これによりプロジェクト・マネジメントの効果が発揮されないケースが多い。 -※ 単にマネジメントと言った場合、以下に該当することがあるので注意する。 --プロダクト・マネジメント --OPM(組織的プロジェクト・マネジメント) ---[[プログラム・マネジメント>PMP:共通#nd10a93a]] ---[[ポートフォリオ・マネジメント>PMP:共通#m104d8be]] ***PMのスキルセット [#jedb4b87] -プロジェクト・マネジメントのスキル -[[リーダーシップ(チーム・マネジメント)>PMP:チーム・マネジメント]] -戦略的・ビジネスのマネジメント ※ 「PMは技術者上がりが多いので技術的問題にフォーカスし過ぎる。」~ という問題に対する言及がある。必ずしも、技術者上がりである必要は無い。 ***PMに重要なもの [#af58cb2e] -[[倫理・職務規定>#j8929ae2]] -コミュニケーション --最も重要なスキル --実務時間の90% --コミュニケーション率~ 言葉以外の重要性が高い(メール < 音声会議 < TV会議 < F2F)。 ---言葉:7% ---音声:35% ---表情:55% --効率と効果 ---効率 : 必要な情報の伝達 ---効果 : 対象、タイミング、チャネル ***倫理・職務規定 [#j8929ae2] -[[倫理・職務規定>PMP:試験 - ガイダンス#l83421c2]] --顧客(スポンサー)に対して、PMに何が期待できるか?を明示する。 --責任 = 顧客(スポンサー)の期待に応える。 -贈賄関連 --その国の習慣であれば、スポンサー、法務などに相談してから考える。 --問題のコンテキスト上、贈賄に見えるが正規の費用であることがある。 --特に、[[納入者選定>PMP:試験 - 実行#cf105cb6]]関連では注意が必要。 ***組織構造 [#m013d290] -種類 --機能型組織(中央集権) --[[マトリックス型組織>PMP:環境 - 組織のシステム#z22016c9]]~ ※ 指示系統がうやむやになりやすい。 ---弱いマトリックス型組織~ PMが弱い。[[プロジェクト・エクスペディター, コーディネーター>#y33aa70c]]。 ---バランス・マトリックス型組織~ &color(red){上司:機能部門M & PM -> メンバ};、上司が2人になり、指示系統に混乱することもある。 ---強いマトリックス型組織~ &color(red){上司:PM -> メンバ};、マトリックス型だが、PMが強い。 ---タイト・マトリックス~ コロケーション、コンカレント・エンジニアリング(同時進行技術活動) --プロジェクト型組織(&color(red){タスクフォース型組織};)~ メンバはプロジェクトにコミットしているため、解任に関して問題が出ることがある。 -類似の組織構造 --PM権限が弱い ---機能型組織 ---弱いマトリックス型組織 ---多部門組織 --PM権限が強い ---プロジェクト型組織 ---PMO型組織 **選択肢の絞り込み [#t21a1129] ***PMO [#k4071dcf] -方法論の採択に対する責任( -> スポンサー) -長期的戦略計画、プロジェクト目標(スコープ・コスト・スケジュール)~ との統合をチェックする( -> プロジェクト計画書、文書)。 -PMOの組織タイプ --支援型: コンサルティング(最重要) --コントロール型: コンプライアンスの要求 --指揮型: 直接的コントロール ***テーラリング [#g3f56841] -プロジェクト・マネジメント・プロセスをテーラリング --ライフサイクル --フェーズ --I・TT・O -以下のマネジメント手法をステークホルダーと協力してテーラリング --制約条件 --プロジェクト目標 -考慮事項 --組織文化 --カバナンス・レベル --顧客が組織の中か外か -プロジェクト・マネジメント方法論 --PMBOKのように、汎用的ではなく、~ 特定分野の実務慣行(技法、手続、規則体系) --プロジェクト・マネジメント方法論の入手方法 ---組織の専門家によって開発 ---協会(専門家の組織)から購入 ---ベンダから購入 ---政府機関から購入 --方法論のテーラリング ---組織から特定のプロジェクト・マネジメント方法論の利用を強制されることがある。 ---しかし、プロジェクトの独自性のため、PMにある程度のテーラリングは認められる。 ---プロジェクトに合わせて、各知識エリアで適用される方法をテーラリングする。 ***揉める場合 [#db022edb] 口頭よりメールを選択。なんてケースもある。 **似たような言葉 [#y181505e] ***ライフサイクル [#vd6a7f87] -プロダクト・ライフサイクル --ビジネスの計画から始まり、市場の撤収まで(マーケティング用語と同じ)。 --複数のプロジェクト・ライフサイクルからなる。 -プロジェクト・ライフサイクル --立上から終結までのフェーズ分け ---フェーズは、プロセス群の分類とは異なる、~ 成果物を生成するアクティビティの集合体で、~ プロジェクトだけでなく、[[フェーズ完了の後に終結に至ることもある。>PMP:試験 - 終結#h09006e6]] ---フェーズ分けは業界により異なる(プロジェクト・マネジメント方法論)。~ (要件定義 -> 基本設計 -> 詳細設計 -> 開発 -> UT -> CT -> TT -> ST) --以下、漢字と横文字の対応付けに注意~ (特に逐次型と漸進型、共に順に進む意味を持つので解り難い。)。 ---&color(red){予測型(逐次型};: 順に進む)ライフサイクル~ ウォーターフォール型(完全計画駆動型手法) ---&color(red){反復型(漸進型};: 少しずつ進む)ライフサイクル~ イテレーディブ&インクリメンタル(Iterative and Incremental) ---適応型ライフサイクル~ アジャイル型(変化駆手法)~ バックログのある反復型スケジューリング ---オンデマンド・スケジューリング~ &color(red){カンバン・システム};で一般的に使用される~ &color(red){制約理論とリーン開発由来};のプルベースのスケジューリング概念。 -アジャイル型・適応型 --ポイント ---ステークホルダーを会議に招く(透明性の促進と迅速な支援)。 ---...。 --考慮事項 ---[[統合マネジメント>PMP:共通#cd096b07]] ---[[スコープ・マネジメント>PMP:共通#v6e7c6f5]] ---[[スケジュール・マネジメント>PMP:共通#p4ef7cb5]] ---[[コスト・マネジメント>PMP:共通#obf55ce0]] ---[[品質マネジメント>PMP:共通#la35ab2d]] ---[[資源マネジメント>PMP:共通#paa779df]] ---[[コミュニケーション・マネジメント>PMP:共通#i3f1863a]] ---[[リスク・マネジメント>PMP:共通#scac9b6f]] ---[[調達マネジメント>PMP:共通#q863bf13]] ---[[ステークホルダー・マネジメント>PMP:共通#f0ee79c2]] -漢字 --逐次~ ≒順次・逐次・随時≒予測・ウォーター・フォール --漸進~ ≒(急がないで)段階を追って少しずつ進んで行くこと。≒反復・イテレーティブ ***XXXマトリックス(組織構造) [#wd5c4884] [[タイト、強い・バランス・弱い>#m013d290]] ***エクスペディター、コーディネーター [#y33aa70c] -[[弱いマトリックス型>PMP:環境 - 組織のシステム#fbf92092]]の役割。 --エクスペディター(プロジェクト促進役) --コーディネーター(プロジェクト調整役) -コーディネーターの方が権限がある。~ プロジェクト・エクスペディター型(促進者) < コーディネーター型(調整者) ***組織体の環境要因(EEF)、組織のプロセス資産(OPA) [#z7cb9014] 違いを問われるので違いを意識しておく。 -組織体の環境要因(EEF):環境的なもの。 -組織のプロセス資産(OPA):資産的なもの。 ***XXX要求事項 [#y20dff81] BABOK用語らしい(要求事項 = スコープだけの話ではない)。 -ビジネス要求事項 --ビジネス目標およびプロジェクト目標 --母体組織に関係するビジネスルール --組織と指針とする原則 -ステークホルダー要求事項 --他の部門への影響 --母体組織および外部組織への影響 --ステークホルダーのコミュニケーション要求事項と報告要求事項 -ソリューション要求事項 --機能要求事項と非機能要求事項 --技術と標準へのコンプライアンス要求事項 --サポート要求事項とトレーニング要求事項 --品質要求事項 --報告要求事項など -プロジェクト要求事項 --サービスレベル --パフォーマンス --安全性 --コンプライアンス --受入れ基準 -移行要求事項 -その他 --要求以上の成果 ---金メッキと呼ばれる。 ---ステークホルダーが多様な場合はNG。 ***コミュニケーション関連 [#pa810567] -ネットワーキング --チーム・メンバ --ステークホルダー -積極的傾聴 --ステークホルダー監視