「[[.NET 開発基盤部会 Wiki>http://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -戻る --[[計画 - 範囲>PMP:計画 - 範囲]] --[[計画 - リスク>PMP:計画 - リスク]] --[[試験>PMP:試験]] *目次 [#bee9f90e] #contents *概要 [#ae5d48cf] *データ収集 [#n4905ba1] データ収集のコンテキストで使われる。 **チェック・リスト [#v54642fe] -チェック・リストを記入してもらう。 -リスク --ステークホルダー、チーム・メンバにチェック・リストを記入してもらう。 --チェック・リストの作成方法 ---経験に基づいてチェック・リストにリスクのリストをまとめる。 ---RBSをチェック・リストとして使用することもできる。 ---チェック・リストはメンテして追加する必要がある。 **アンケートと調査 [#lb5e1c37] -大規模な母集団 -素早い情報収集 -結果の統計分析 **パフォーマンス [#h249ec93] ***観察と対話 [#z0cd2e1d] 通常、作業者が気が付かない要求事項を発見できる。 -作業観測 --通常行っている仕事を外部から観察する手法 --観察者がプロダクトを使用した作業を観察する。 -参加型オブザーバー --観察者 自身が作業者になる。 --自らプロセスや手続きを実際に体験する。 ***ベンチマーキング [#u9f2c2d6] 基準値と測定値を比較してパフォーマンスを測定する。 -ベストプラクティスの精緻化 -慣行の改善のためのアイディア創出 -測定対象 --プロセス --定常業務 --マネジメント -基準値 --他部署 --他組織 --他業界 **インタビュー [#j13f224c] ***概要 [#u438add9] -一対一の会話(質疑応答形式のセッション)を行う。 --質問 --回答 >を記録 -対象を絞って短時間で多くの情報を入手できる。 --特定の分野の専門家 --経験豊富なチーム・メンバ ***リスク特定(計画 - リスク) [#s2836618] -ステークホルダー、チーム・メンバに対してインタビューを行う。 -事前に、WBSや前提条件を提示し、過去の経験に基づいてリスクが回答される。 **ブレーン・ストーミング [#b36da89b] ***概要 [#q6f2ec0a] -&color(red){リスク特定プロセス};で最もよく使われる。 -&color(red){シックス・ハット法};と呼ばれるブレーン・ストーミング手法がある。 -他にも、&color(red){アイデア・マップ法、マインド・マップ法};などがある。 ***リスク特定(計画 - リスク) [#j6da4c94] -ステークホルダーを一堂に会し、リスク事象を特定する。 -進行役がリスク区分を提示、参加者アイディアが連鎖する。 ※ [[リスク特定のポイント>PMP:試験 - 計画#n9085a79]] *意思決定技法 [#mff4527a] **投票 [#xacd8da7] -満場一致 -過半数 -相対多数(過半数に達しない場合) **独裁的意思決定 [#n257a920] 1人がグループを代表して意思決定 **ノミナル・グループ技法 ★ [#y1f97e88] ブレスト+投票 -[[ブレーン・ストーミング>#b36da89b]]の一技法、集団インタビュー技法。 -[[ブレーン・ストーミング>#b36da89b]]に投票プロセスを加え、結論を出す方法。 -付箋紙にリスクを書き出し、ボードに貼り付けレビューしランク付けする。 **デルファイ法 ★ [#ebcbd30b] アンケート+フィードバック繰返で収斂(しゅうれん) -偏見や過度な影響を減らして、意見を収束させる。 -多数の専門家や個人にアンケート調査を行い、結果を回答者にフィードバック、~ さらに予測を繰り返し、予測の正確度を上げながら、全体の答えや意見を絞る。 -[[ブレーン・ストーミング>#b36da89b]]に似ているが参加者がお互い誰か解らない点が異なる。 --社内外の専門家を集めてリスクに関するアンケートを配布する。 --回答がPMに送られるので、PMは結果をサマリして返信する。 --返信への参加者のコメントをまとめて最終リストを完成させる。 **ブレーン・ライティング [#v3466b2d] -リレー形式でアイデアを書くことにより、アイディアを発展させていく手法。 -ブレイン・ストーミングをベースに、635法をさらに改良した技法 -635法とは、アイデアを紙に書き出していく手法である。 --参加メンバ全員に同程度の貢献を期待できる。 --地位や立場の違いの配慮、発言が苦手な人などを避け易い。 ---初対面の参加者間でもアイディアを交わすことが出来る。 ---紙だと他のアイディアへの批判が起きない。 ---リーダや書記の負担軽減。リーダの経験に左右され難い。 **多基準意思決定分析 [#u3f9c815] ***概要 [#n28a37a2] -ツールを用いて、基準を作成し、潜在的な資源の等級付け採点に用いる。 -基準は、相対的な重要度に従って重み付けされ、その値はタイプに応じて変更される。 ***資源の獲得における [#xaaf9783] -「資源の獲得」における「多基準意思決定分析」 --以下には、通常、選択基準が用いられる。 ---物的プロジェクト資源 ---プロジェクト・チーム選択 --資源タイプに応じて基準値は、~ 相対的な重み付けによって変更される。 -「資源の獲得」における「選択基準の例」 |#|選択基準|チーム資源固有の選択基準|h |1|経験|チーム・メンバには成功に寄与できる妥当な経験があるか?| |2|知識|チーム・メンバには類似プロジェクトの関連知識があるか?| |3|スキル|チーム・メンバにはプロジェクトで使うツールを使用するスキルがあるか?| |4|態度|チーム・メンバは他のメンバと連帯感をもってやっていけるか?| |5|国際的な要因|チーム・メンバの所在地、タイムゾーン、コミュニケーション能力を考慮する。| *データ収集 & 意思決定 [#g9db31f8] **フォーカス・グループ [#s73b3e08] -訓練を受けたモデレータによって行われる。 -参加者の選定が重要になる。 --特定の分野の専門家 --ステークホルダー **ファシリテーション [#w28dfb85] ***概要 [#b8b8a81f] &color(red){相互理解 -> 信頼関係の構築 -> 合意形成をサポートする。}; -ファシリテーション型のフォーラムで、 --様々な機能部門のステークホルダーが参加する。 --複数の部署に影響を及ぼす要求事項に関する討議・定義。 -ファシリテーターは会議、ミーティング等の場で、 --発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、 --参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入する。 -[[フォーカス・グループ>#s73b3e08]]と違い、部門を跨る要求事項を定義できる。 --素早い相違の把握 --相違の解消と合意 ***要求事項収集(計画 - 範囲) [#o4598f67] -JAD:IT業界(共同アプリケーション設計・開発) --概要~ システムの利用者が開発の初期段階から参加し、要望を反映させる。 --参加者~ 機能部門のステークホルダー -QFD:製造業界(品質機能展開) --概要~ 品質保証や製品企画、顧客満足やマーケットインを実現するための方法論。~ 製造者と顧客の考えの関係をチェックして、ミスマッチを減らす。~ 特性値とそれを実現するための工程や、製造条件、等の関係を決める。 --参加者~ 顧客、ビジネス分野の専門家 ***リスク特定(計画 - リスク) [#ae603e9e] 個別リスク・全体リスクを特定する技法の有効性を高める。 -個別リスク・全体リスクに対する集中を保持し明確なリスク記述を促す。 -偏見要因の特定と克服し、あらゆる不一致の解決する。 *意思決定と [#n5b33e4d] **時間 [#y8f27286] -意思決定には時間が影響する。 -長過ぎ / 短過ぎの場合、最良の意思決定にならない。 **モチベーション [#l42cc8af] メンバに意思決定権を与える事によって、~ (若しくはメンバの意見を反映することによって)~ モチベーションを高めることが出来る。 *[[参考>プロジェクト選定委員会運営#x7e9e057]] [#q5fac5c2] *参考 [#q5fac5c2] **[[Qiita>プロジェクト選定委員会運営#x7e9e057]] [#de2dd82f]