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*目次 [#ofc44551]
#contents

*概要 [#hb07d0c0]

「Azure勢いあるよなー。」と周りを見て思う今日この頃、

安そげでWindows Serverを使用できるSSDインスタンスの開発環境が~
欲しかったので、色々探してみて、Google Compute Engineを使ってみた。

*登録 [#c29080b7]
-Googleアカウントとクレジットカード番号で登録できる。
-キャンペーン中か何かで、300 $ 無償枠を取得できた。

*価格 [#z0057df0]
**見積 [#rd368b9d]
VM作成時に自動計算される、下のような感じ(ゾーンは asia-east1-b、OSはWin2012R2DC)。

  1 か月あたり $129.42 推定費用
 
 実効時間単位 $0.177(1 か月あたり 730 時間)
 
 アイテム                     推定費用
 vCPU 4 個 + メモリ 15 GB     $160.60/月
 100 GB の SSD 永続ディスク   $17.00/月
 継続利用割引
                            - $48.18/月
 合計                         $129.42/月 

開発環境なので、使用していないときにシャットダウン運用すれば、月額は、2千円程度かな。

- (5/7) (営業日) * (1/2) (夜間) * (1/3) (1日辺りの使用頻度)= 0.12
- 30 d * 24 h * 0.12 = 86.4 h
- $129.42 * 0.12 = $15.5304

**実績 [#f3388fe9]
GW中に調子に乗って、つけっぱなしにしてしまったところ、180 h 課金された。~
-これは当初予定していた使用量の2倍以上の時間(シャットダウン運用をしよう)。
-Windows Serverのライセンス・フィーが思いの他、高額で額は4倍以上。
-また、SSDを使用している場合は、月額も地味に効いてくる。

|項番|項目|時間|課金(円)|h
|1|Compute Engine Standard Intel N1 4 VCPU running in APAC|178.983 h|4,378|
|2|Compute Engine Network Internet Egress from APAC to APAC|391.716 MiB |5|
|3|Compute Engine Licensing Fee for Windows Server 2012 R2 Datacenter Edition running on Standard Intel N1 4 VCPU|178.983 h |3,184|
|4|Compute Engine SSD backed PD Capacity|63.333 GiB/月|1,159|
|5|合計|月|8,726|

*使い方 [#e294c60c]
-Azureのポータルを触ったことがあれば、だいたい何がなんだか理解できる。
-ダッシュ・ボードからRDPファイルを取得してRDPアクセス。

**参考 [#ofc6e8f8]
-GCEの構築 | ねっとわーくえんじにあとか~
https://www.neteng.co/?cat=33
--Googleクラウド(Google Compute Engine)って何?。-WordPress作成 GCE編
---Part.1~
https://www.neteng.co/?p=593
---Part.2~
https://www.neteng.co/?p=596

*感想 [#ga4cda85]
**性能 [#j3ac4586]
-vCPU 4 個 + メモリ 15 GBのSSDインスタンスなのでストレス無く速い。

**価格 [#cb39b989]
-サーバとしては安いと思うが、
-DaaS、VDI的な使い方をするには少し高額と感じる。

*[[VM起動後の開発環境のセットアップ]] [#q2b9b758]
クラウド非依存の「[[VM起動後の開発環境のセットアップ]]」の手順。

*ファイアウォール ルール [#o7c1a9cd]
Developers Consoleでのインスタンス作成時に、ファイアウォール設定でHTTPトラフィックを許可するチェックを付けると
-[[以下の図のファイアウォール ルールが自動的に追加される>#m96fcba8]]。
--チェックをしなかった場合、手動でファイアウォール ルールを追加する。
-インスタンスにhttp-serverタグが付与される。
--チェックをしなかった場合、手動でインスタンスのタグにhttp-serverを追加する。

**自動追加 [#m96fcba8]
自動的に追加されるファイアウォール ルール

|名前|ソースタグまたはIP範囲|許可対象プロトコルまたはポート|ターゲットタグ|h
|default-allow-http|0.0.0.0/0|tcp:80|http-server|
|default-allow-https|0.0.0.0/0|tcp:443|https-server|

**参考 [#i6650f69]
-Google Compute Engineのファイヤーウォールを理解する #gcpja | Developers.IO~
http://dev.classmethod.jp/cloud/gce-firewall/
-第3回 Google Compute Engineのファイアウォール,ロードバランサとCloud DNS~
ソロソロ来るゾ! Google Cloud Platform!|gihyo.jp … 技術評論社~
http://gihyo.jp/admin/serial/01/google-cloud-platform/0003

*静的IPアドレスの割当 [#eb1b8ce1]
-GCPのネットワークキング(GCEと同列にある)より、「外部IPアドレス」を選択。
-「静的アドレスの予約」から静的な外部IPアドレスをVMに関連付ける。
-VM一覧からタイプを"エフェメラル"から"静的"に変更する。

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