「[[.NET 開発基盤部会 Wiki>http://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。 -戻る -[[戻る>各種データ分析の例]] --[[各種データ分析の例]] --ビジネス ---マーケティング ---[[施策の傾向>データ分析例 - 施策の傾向]] --情勢分析 ---[[宇露戦争>データ分析例 - 宇露戦争]] ---[[コロワク系>データ分析例 - コロワク系]] ---[[お金の話>データ分析例 - お金の話]] ---[[陰謀論の仕組み>データ分析例 - 陰謀論の仕組み]] --[[GO/NOGO判定用事例データベース]] *目次 [#s11e9e81] #contents *概要 [#w51e3615] データから、マーケット、マーケティングの傾向を分析する。 *詳細 [#g7ed8d13] **傾向まとめ [#a7284485] ***DX、テクノロジー・ドリブン [#g9378aa3] DX(デジタル・トランスフォーメーション)、~ テクノロジー・ドリブン(技術駆動型。 技術主導型。 -最近のITは、 --業務に合わせてモノを作るというより、 --利便性の高いITシステムに合わせて業務を変更させる。 >と言う傾向が強いので、 -トレンド追う事のリスクが比較的、 --脅威は低く --好機は高く ***事業 → 施策との連動 [#wd0aa09a] ただし、業界のマーケティングと言えども、~ 事業、業態次第では適合しないケースも多い。 → [[施策の傾向>データ分析例 - 施策の傾向]] **2000 [#k032d471] ***スクラッチ開発 [#k67790ad] -所謂「[[ソフトはオマケ>生産技術#n01ee352]]」の延長上 -この頃から、オマケではなくメインになってきていた。 ***パッケージ開発 [#v2f121f7] 1ベンダ1パッケージ並みに乱立した時期で、 -研究開発で開発されたモノ -[[スクラッチ開発>#k67790ad]]の納品物を知財留保したモノ の2パターンが存在する。 ***オープン・ソリューション [#qa135416] -日本メーカー謹製から海外製へ。 -ITインフラ系商材を用いた構築サービス -その他、SAP ERPなどの業務パッケージも。 ***その他の商材 [#m21841a4] -テスト・ツール --負荷テスト --脆弱性診断 ---インフラ ---アプリケーション --テスト自動化 ---GUIテスト自動化~ UIオートメーション技術を使ったテスト自動化 ---テスト自動生成~ テストケース、テストコードの自動生成 ---[[テスティング・フレームワーク>https://techinfoofmicrosofttech.osscons.jp/index.php?%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF]] **2010 [#e4d59797] ***スクラッチ開発 [#r482a350] スクラッチ開発の問題を抱えながらも、 -大規模システム開発でPMスキルの向上 -プロパー比率を下げて業績を向上 などの対策はなされてきたが、~ 徐々にスクラッチ開発=悪の風潮が。 ***パッケージ開発 [#qde3e7a1] パッケージの自出には色々あるが、 -収益面での死活の明 or 暗が分かれる。 -SIテンプレ or サービス、インストール製品が分かれる(所属企業の業態に依存)。 ***オープン・ソリューション [#gbb750ca] -担ぐ系の問題(構築だけして帰る -...によって対応 --ラインナップの増加 --コンサル系業務の増加 ***技術的な多様化 [#eeb4996e] -クラウド(PaaS ⇔ IaaS -スマホ(プラットフォーム、UI -フロントエンドの隆盛~ (とバックエンドの分離 -サービス、アジャイル隆盛による~ ツール類の進化、DevOpsの誕生 --Wiki系、Redmine --SVN (Subversion) → Git、GitHub系~ ([[GitLab]]、[[GitHub]]、[[GitBucket]] --Docker、K8s ***その他の商材 [#m21841a4] -テストツール --負荷テスト~ → 商材 or OSS --インフラ、アプリ脆弱性診断~ → 商材が定着 --テスト自動化 ---GUIテスト自動化~ → OSSへ ---テスト自動生成~ → discon ---テスティング・フレームワーク~ → OSSへ **2020 [#bbf4d49b] ***スクラッチ開発 [#a1a94c27] -縮小傾向だが、やれる会社も減ってきている。 -特に大規模スクラッチは2000-2020に~ ノウハウを溜めた会社でないと遂行が難しく。 ***パッケージ開発 [#c7c5b138] -SIテンプレ or サービス、インストール製品ともに、シェアの戦いに。 -SIテンプレにも、OEM契約、販社契約などの方法がある。 -結果、SIテンプレにまでシェアの戦いが及び、~ [[クロスセル型インテグレーション>#ie5bb4ec]]にシフト。 ***オープン・ソリューション [#r885ae48] [[クロスセル型インテグレーション>#ie5bb4ec]]の構成要素として堅調 ***★ クロスセル型 [#ie5bb4ec] 上記の、 -大規模システムの[[スクラッチ開発>#a1a94c27]]のPMスキル -シェア争いが熾烈になってきた[[パッケージ開発>#c7c5b138]] -ラインナップが増えた[[オープン・ソリューション>#r885ae48]] が融合しクロスセル型インテグレーションが爆誕 ***技術的な多様化 [#f574af03] -スマホ / クラウド、~ アジャイルの浸透 -新技術~ XaaSとして提供されるものが増えてきている。 --PaaS、CaaS、SaaS --DX(IoT、BD、BI / AI) --RPA、ローコード・ノーコード ***その他の商材 [#m21841a4] -テストツール --インフラ、アプリ脆弱性診断~ → OSS移行の施行 --OSS管理、脆弱性・ライセンス診断~ Black Duck / Sonatype / Synopsys / WhiteSource -FOSS系のソフトウェア・スイート化~ 開発ツールの多くがOSSになったのが背景にはある。~ (OSSでないと採用&利用がされなくなった) --OSSサポート・ビジネス --アトラシアン社など ---OSS化された自社製品 ---主要OSSのコラボレーション製品 ---OSSではないがフリーミアム・サービスの買収 *他業種 [#za82654e] **キーエンス [#m2a08eb2] ***概要 [#rc3c86a9] 1974年(昭和49年)に設立 -業績 --売上高経常利益率 40~50% --売上高年平均成長率は 6.2%(2000-2010) -中核事業 --ファブレスメーカー ---FA センサーの開発・製造・販売 ---システムの開発・製造・販売~ ・自動制御機器~ ・計測機器~ ・情報機器~ ・関連電子応用機器~ ・オプトエレクトニクス機器~ --直販体制 ---オムロンと対照的(汎用品 → 専用品) ---高価な値段以上の価値を生み出している。 --営業 ---提案営業、アフターフォロー ---顧客の潜在的なニーズを捉える。 ---ニーズカード、コンサルティングDB ---ピーディーに製品開発に結びつける ***ポイント [#ebd38ff4] [[B2Bマーケティング>マーケティング#cd6055c5]]観点で -ファブレス&営業(コンサル)の直販体制で、 -高付加価値、高収益を追求する。 --専用品の研究開発が必要。 --決裁が難しくなる高価格帯ではない。 --相見積を取らせない(新製品の開発スピードが勝負)。 --現時点の最終形態がたまたまソリューション(目的ではなく手段)。 -徹底的な追求 --高付加価値(高収益)~ HOWではなくWHATを追求。 --買い手側の視点~ Communication(コミュニケーション)=営業駆動 ---Customer Value(顧客価値) ---Cost(コスト) ---Convenience(流通は利便性) --コストダウン ---広告費を使わない。 ---ファブレスでスマイルカーブを避ける。 -注力ポイントを絞る --マーケティング --開発&アフター --ブランディング ***参考 [#hfd02e86] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9 **AnswerDash [#udb2d1ff] ***概要 [#tbfb360a] -コンテキストに応じたポイント&クリック回答技術の世界有数のプロバイダ -機械学習を使ったバルーンヘルプ、ツールチップ等の状況依存ヘルプ(Context-sensitive help) -2012 年にワシントン大学の3人の従業員によって「Qazzow」という名前で設立 -研究&調査の結果、Webサイトの利用ユーザーが質問する割合は非常に高い(最大95%)~ と言う事が解ったため、コンテキスト ヘルプの恩恵を受けるはずと考えた。 -2013年11月、投資ファンドから50万ドルのシード投資を受け、~ 2013年12月、2つの投資ファンドから240万ドルを受け取った。 -2014年5月、ブランド名を「AnswerDash」に変更した。 ***ポイント [#n95ddae1] -定性・定量 --定性~ 例:サイトの利便性の向上 --定量 ---利益視点の例(EC企業など)~ ・リスクが高いので意思決定が困難。~ ・=導入によって伸びた利益(-導入コスト~ ・ABテストのような意思決定支援手法の出現が追い風 ---原価視点の例(SaaS企業など)~ ・手堅いので意思決定が容易。~ ・=削減できた既存サポートコスト(-導入コスト~ ※ 余談だが、[[キーエンスの例>#m2a08eb2]]は原価視点 -マーケティング --方針の例 ---ステークホルダー数を減らす ---大手企業への販売に注力 ---顧客の種類や業界を絞り込む --B2Bマーケティング・プロセス上の課題の改善例 ---少ない見込 ---低いCV率 ---高い解約率 ---プロセス上の連携 --迷ったら[[マーケティング戦略(STP -> 4P)>マーケティング#w1ac99dd]]に戻ると良い。 -プライシング --価格テーブル ---ID数 ---従量課金 ---成果報酬(技術が必要) --その他 ---上限設定 ---契約期間 ---支払期間 ---個別見積 ***参考 [#y4c00c14] https://en.wikipedia.org/wiki/AnswerDash *参考 [#u4d1cccb] **[[生産技術]] [#z3efd25e] **[[テスト・ツール類の歴史]] [#u9114e71] **[[マーケティング]] [#xa07b7f2] ***[[シェア]] [#d3a46df6] ***[[STPマーケティング]] [#m9b5db1f] ***[[基幹系 / 情報系システム]] [#r13560a6] ***[[エンジニア / マネージャ]] [#k327c21a] ***[[顧客事業/ 自社事業 / 技術]] [#g9ce513d]