「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- STPマーケティングとは、対象顧客を絞り込み、
効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法。
- STPは、マーケティングの目的である、
「自社が誰に対してどのような価値を提供するのか」
を明確にするための3つの要素の頭文字をとっている。
- S : Segmentation = セグメンテーション(分割化)
- T : Targeting = ターゲティング(ターゲット選択)
- P : Positioning = ポジショニング(立ち位置を決める)
S / T / P †
セグメンテーション(Segmentation) †
市場における顧客のニーズごとにグループ化する、市場をセグメントする。
セグメンテーション軸(変数) †
- 地理的変数(ジオグラフィック変数)
都市規模、人口密度などの、消費者の居住地域や地域環境
- 人口動態変数(デモグラフィック変数)
年齢、職業などの、消費者の個人属性
- 心理的変数(サイコグラフィック変数)
社会階層、ライフスタイルなどの、消費者の価値観
- 行動変数
使用頻度、ロイヤリティなどの、商品に対する行動や姿勢
ターゲティング(Targeting) †
競争優位を得られる可能性が高い、
自社の参入すべき市場セグメントを選定する。
ターゲットの識別 †
複数のセグメンテーション軸を組み合わせてターゲットを識別する。
ターゲットの分析 †
ポジショニング(Positioning) †
セグメント・ターゲットを決定した後、
他社の競合製品・サービスと比較した
自社の製品・サービスのポジションを決める。
価値提案 †
顧客に提案する価値(ベネフィット)を検討する。
差別化 †
自らの機能やコスト面での独自性を確立する。
見極め †
ニーズの見極め †
ニーズの有無は、
- セグメンテーション(Segmentation)
- ターゲティング(Targeting)
を分析することで明らかになる。
価値提供の見極め †
価値提供可能かどうかは、
「競合と並んで、ポジショニング(Positioning)できるかどうか?」
を分析することで明らかになる。
ユーザの分類 †
SIer †
業種 †
- 産業・流通
- 金融(銀行、証券・保険)
- 公共(社会、公官庁)