「[[.NET 開発基盤部会 Wiki>http://dotnetdevelopmentinfrastructure.osscons.jp]]」は、「[[Open棟梁Project>https://github.com/OpenTouryoProject/]]」,「[[OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会>https://www.osscons.jp/dotNetDevelopmentInfrastructure/]]」によって運営されています。

-戻る
--[[共通>PMP:共通#fdc80bf2]]
--[[試験>PMP:試験]]

*目次 [#y39d0059]
#contents

*概要 [#pd434dda]
品質マネジメントとは、

-&color(red){ステークホルダーの目的に合致するために、プロジェクトとプロダクトの&br;品質要求事項の計画、マネジメント、コントロールに関する組織の品質方針を組み込むプロセス。};

-[[成果物(プロダクト / サービス / 所産)>#d2910c2d]]の[[要求事項>#zf51199a]]を満たす各種の取り計らい。

*詳細 [#j0222e81]

**基礎 [#n2420d0b]

***要求事項 [#zf51199a]
要求事項は[[立ち上げプロセス>PMP:立上]]で特定される。

***品質と等級 [#g22e9b6a]
等級が低くても受け入れられることがあるが、品質が悪いと通常は受け入れられない。
-等級(グレード): 同一の用途を有する技術的特性が異なるプロダクトやサービスの区分
-品質 : 本来備わっている特性がまとまって、[[要求事項>#zf51199a]]を満たす度合い。

***検査より予防 [#b8e8ff44]
[[予防コストは、評価コスト+不良コスト>PMP:計画 - 資源#pe1b1cd0]]より少ないため。
-検査:引き渡される成果物からエラーを無くす。
-予防:プロセスからエラーを無くす。
-検査(QC):引き渡される成果物からエラーを無くす。
-予防(QA):プロセスからエラーを無くす。

***正確さ(数)と精密さ(量) [#f147c3ad]
-計数サンプリング:結果の合否
-計量サンプリング:適合度合いの連続的尺度を用い、測定結果に等級付ける。

***[[管理図>https://www.google.com/search?q=%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%9B%B3&tbm=isch]] [#w0686daa]
***[[管理図(ラン・チャート)>https://www.google.com/search?q=%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%9B%B3&tbm=isch]] [#w0686daa]

-概要
-概要~
特異値、値のばらつき方、変化の傾向、目標値と比較などを行い、

--判断する
---プロセスが安定しているか否か
---パフォーマンスが予測されたものであるか否か

--示す
---プロセスが時間の経過とともにどのように推移するか
---プロセスが特殊要因による変動の影響を受け、~
コントロール不能状態になったかどうか

--調整
---プロセスが許容範囲外のときに調整
---プロセスが許容範囲内のときは調整不要

-限界

--規格限界
---品質が合格できる範囲を超えたかどうか把握する。
---規格限界の範囲を超えるとその製品は不合格になる。

--管理限界~
統計的に安定したプロセス・パフォーマンスで一般的に見られる変動範囲~
上方管理限界、下方管理限界の間は、± 3σ の 6σ になっている。

---上方管理限界線(UCL:Upper Control Limit)
---中心線(CL:Center Line)
---下方管理限線(LCL:Lower Control Limit)

-利用

--プロジェクト
---プロジェクト文書のエラー数
---スコープ変更の量と頻度
---コスト・スケジュール差異

--プロダクト
---テスト中に発見された欠陥の数
---あらゆるアウトプットの変動を監視

-見方
--差異~
特殊要因に起因する差異を対策する。
---一般的要因に起因する差異
---特殊要因に起因する差異
---ランダム差異

|#|呼び方|見方|処置|h
|1|管理はずれ|管理限界外に点が出た。|原因を調べて対策を打つ。|
|2|7つ以上の連|管理限界内でも、中心線の片側に連続して7点ある。|工程のバラツキの原因を探す。|
|3|限界近くの点|管理限界内でも、中心線の2/3以上はなれた所に連続3点中2点ある。|工程のバラツキが大きくなったことを示す。|
|4|点の並び方にくせがある|点が上向き、または下向きにつながる。または周期的に上下する。|工程にそのようなクセが入る要因を探す。|
|5|安定状態にある|連続25点以上の中に(1)から(4)のようなものはない。|工程は大変安定している。|

-ラン・チャート
--管理図に設けられているデータの制限値が無い。
--以下の傾向分析(事項を監視)に用いられる。
---技術のパフォーマンス
---コストとスケジュールのパフォーマンス

**品質管理活動の起源 [#l9402c81]
-C -> J -> D -> S
-無欠陥 -> 等級, 使用適合性 -> 総合的品質管理 -> 統計的品質管理
-C -> J -> D -> S (-> F) (CJDS(F))

-無欠陥の実務慣行, 検査より予防 -> 使用適合性, 品質と等級~
'-> 総合的品質管理(TQM)-> 統計的品質管理(SQC)-> 全社的品質管理(TQC)

***フィリップ・B・クロスビー [#a1c18c0b]
-無欠陥の実務慣行を考案
-検査より予防
-[[検査より予防>#b8e8ff44]]

***ジョセフ・M・ジュラン [#lece882c]
-品質と等級~
等級が低くても受け入れられることがあるが、品質が悪いと通常は受け入れられない。

-使用適合性~
"使い手"の真のニーズ(品質要求)を満たした製品を作るべき。

-品質と等級~
等級が低くても受け入れられることがあるが、~
品質が悪いと通常は受け入れられない。

***W・エドワーズ・デミング [#nbc68588]
-品質をマネジメントの問題と捉えた
--品質コストの85%はマネジメントの問題
--作業者レベルではコントロール不可能なものがある
--作業者に対して品質のレベルを示すことが重要。

-[[総合的品質管理 : Total Quality Management(TQM)>#y47eb078]]の立役者

***ウォルター・A・シューハート [#u9b10282]
-[[管理図>#w0686daa]]の技法、[[PDCA>高度午前 - システム戦略#fb231d53]]サイクルなどを考案した。
-[[統計的品質管理 : Statistical Quality Control(SQC)>#u9af8b6f]]の父。
-[[TQM>#y47eb078]]の始祖、広めたのはファイゲンバウム、デミング
-[[管理図>#n2420d0b]]の技法、PDCAサイクルなどを考案した。

***アマンド・V・ファイゲンバウム [#o8144948]
-[[TQC>#k917545b]]の提唱者
-[[TQM>#y47eb078]]の創始者

**品質管理活動の手法 [#p9e7553a]

***全社的品質管理 : Total Quality Control(TQC) [#k917545b]
全員で「品質管理」を、やりなさいということ。

***総合的品質管理 : Total Quality Management(TQM) [#y47eb078]
-トップのリーダーシップのもとに、組織が一丸となった品質管理活動
-創始者 : ファイゲンバウム、立役者 : デミング

***統計的品質管理 : Statistical Quality Control(SQC) [#u9af8b6f]
-統計的方法を用いて品質管理や工程改善を推進すること
-検査のために提出された製品の集まり(検査ロット)の状態に対応したアクションをとる。
--工程は無限に製品を製造するので、全製品を測定してその実態を把握することは困難。
--検査ロットからサンプルを抜き取って測定し、工程や検査ロットの実態を把握する。

***シックスシグマ(米モトローラが開発した品質管理手法) [#p217d1c3]
-変動を分析する、測定ベース/データドリブンの変革手法(プロセス改善と変動低減に注目した手法)

-品質特性値が(平均値標、標準偏差σ)の正規分布に従う製品不良の発生状態において、~
「100万回の作業を実施しても不良品の発生率を3.4回に抑える」~
= 顧客仕様限界の幅を±6σ(通常は、±3σ)を目指したことに由来。

-手法

--DMADV : 新規のプロセスやプロダクトに適用する。
---Define(定義)
---Measure(測定)
---Analyze(分析)
---Design(設計)
---Validate(検証)

--DMAIC : 既存のプロセスやプロダクトに適用する。
---Define(定義)
---Measure(測定)
---Analyze(分析)
---Improve(改善)
---Control(管理)

--リーン・シックスシグマ : シックスシグマ+リーン生産方式~
従来のDMAIC手法とトヨタ生産方式を融合手法

***カイゼン [#b2f05e63]
***カイゼン(QCサークルによる継続的改善) [#b2f05e63]
-継続的改善:付加価値のないアクティビティを除去して無駄を無くす。
-QCサークル(PMとプロジェクト・メンバーが全員でボトムアップ)で行う
-第一が人々の質、第二が[[成果物(プロダクト / サービス / 所産)>#d2910c2d]]の品質

***能力成熟度モデル統合(CMMI) [#rdf09d09]
-組織のパフォーマンスを向上させる枠組み。
-工学、PM、組織開発の分野に適応される。
-5つの発達段階がある。~
--レベル1 : 初期
--レベル2 : 管理された
--レベル3 : 定義された
--レベル4 : 定量的に管理された
--レベル5 : 最適化している。
***[[能力成熟度モデル統合(CMMI)>SC:法制度 - 情報セキュリティ、ITサービス(規格と制度)#u340f404]] [#rdf09d09]

***品質工学(TM:タグチメソッド) [#lb92387c]
-概要~
製造ではなく、設計・開発の技術力をマネジメント対象とした、~
顧客満足度/生活者満足を目的とした、コストダウン手段

-分野
--開発設計段階(パラメタ設計→損失関数)
--生産段階(損失関数)
--手法群(MT法、T法)
--手法群([[MT法>AIの活用例#nc55395f]]、T法)

**品質管理活動のTT [#c3d1694b]

***QC七つ道具 [#m72bb2b8]
***[[QC七つ道具>#jb49ef4a]] [#m72bb2b8]

***QC七つ道具(統計的品質管理の基本) [#e9baba6e]
|#|>|ツール|説明|h
|1|>|[[特性要因図>PMP:計画 - リスク#yb4e76d5]]|魚の骨図、石川ダイアグラムとも呼ばれ、問題の結果と原因の関係を示す。|
|2|>|[[フローチャート>PMP:計画 - リスク#yb4e76d5]]|(システムやプロセスの)フロー。&br;目標達成の論理的な手順、要素間の相互関係、行動・反応の因果関係を示す。|
|3|>|[[チェックリスト/チェックシート>PMP:監視・制御 - その他#qd3cfc37]]|・チェックリスト:決められた手順が実行されたことを確認するツール。&br;・チェックシート:欠陥を特定する関連する属性データを収集する。|
|4|>|統計的品質管理||
|4-1||[[管理図>#n2420d0b]]|仕様限界、管理限界(上方/下方管理限界)、許容誤差(許容上限/下限)|
|4-2||[[散布図>https://www.google.com/search?q=%E6%95%A3%E5%B8%83%E5%9B%B3&tbm=isch]]|縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、データを点でプロットしたもの。&br;相関パターン(正の相関、負の相関、ゼロ相関)を読み取ることができる。|
|4-3||[[ヒストグラム>https://www.google.com/search?q=%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0&tbm=isch]]|横軸に階級、縦軸に度数をとり、棒グラフと累積構成比を表す折れ線グラフの複合グラフ|
|4-4||[[パレート図>https://www.google.com/search?q=%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E5%9B%B3&tbm=isch]]|ヒストグラムの一種で、値が降順にプロットされており、これは優先順位を表す。|

***新QC七つ道具 [#xa08600f]
(品質マネジメントとコントロールのツール)

|#|ツール|説明|h
|1|[[連関図法>https://www.google.com/search?q=%E9%80%A3%E9%96%A2%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|発生要因が複雑に絡み合った問題について、それらの因果関係を矢印で結び、主要因を追求する。|
|2|[[親和図法>https://www.google.com/search?q=%E8%A6%AA%E5%92%8C%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|混沌とした問題について、収集した多くのデータを親和性によって整理して、問題の構造を明らかにする。|
|3|[[系統図法>https://www.google.com/search?q=%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|問題を解決するために、目的と手段を系統づけていくことによって、適切な手段を見出す。|
|4|[[マトリックス図法>https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|二つの要素を行と列の二次元に配置し、その交点に着眼して、問題解決の糸口を見つける。|
|5|[[マトリックス・データ解析法>https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E8%A7%A3%E6%9E%90%E6%B3%95&tbm=isch]]|マトリックス図に与えられた数値データを二次元の図表に整理し、問題解決の糸口を見出す。|
|6|[[アロー・ダイアグラム法>https://www.google.com/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%B3%95&tbm=isch]]|問題を解決するための多くの作業が複雑に絡み合っている場合、各作業の関連と日程をネットワーク図で表わす。|
|7|[[PDPC(Process Decision Program Chart)法>https://www.google.com/search?q=PDPC%E6%B3%95&tbm=isch]]|計画を実施していく際の不測の事態を予測し、不測事態が発生したときの代替案を挙げ、目標達成のための過程を図に表わす。|

***ベンチマーキング [#af25b668]
類似アクティビティを調査してパフォーマンス基準を得る。

***実験計画法 : Design Of Experiments(DOE) [#q1983b86]
-効率のよい実験方法を設計し、結果を適切に解析する統計学の応用分野。
-プロセスの主要な要素を一つづつではなく一度にすべて変化させて最適化する。
-結果に特に大きな影響を与える要因(要素や変数)を明らかにする。

※ &color(red){要素を一度に変化させるけど、大きな影響を与える要因を特定できるらしい。};

***統計的サンプリング [#k47d7099]
無作為にサンプルの抽出行い、許容できる分散の範囲内に収まるか検査、~
サンプルの検査結果が母集団全体に関する結論であるとみなす手法

-検査対象の母集団から、一部をサンプルとして抽出する。
-サンプルは、制御力を測定して品質を検証するために採取する。
-&color(red){サンプリング・リスクと工数・コストのバランスを考慮する。};
-サンプルの頻度とサイズは[[品質マネジメント計画>PMP:計画 - 資源#sf691857]]プロセス中に決定

***デザイン・フォー・エックス [#pea79989]
-設計の最適化のための(技術的な)設計ガイドライン
-プロダクトの最終特性を制御して改善する。
-結果として、QCDFが向上する。

-さまざまな特性を制御・改善する。
--組立/製造
--コスト
--品質(信頼性/安全性/使い勝手/機能展開/サービス)

***その他の品質計画ツール [#n1ba0ea0]
-ブレーン・ストーミング
-[[ノミナル・グループ技法>PMP:計画 - 時間#b556cd85]]

-フォース・フィールド分析~
アイデアに関する以下を洗い出して評価することで、~
アイデア展開の是非や方法について考える意思決定ツール
--推進する力(Forces For)/ 推進すべき理由・論点
--抵抗する力(Forces Against)/ 反対する理由・懸念の論点

**QC七つ道具 [#jb49ef4a]

***QC七つ道具(SQCの基本ツール) [#e9baba6e]

|#|>|ツール|説明|h
|1|>|[[特性要因図>PMP:計画 - リスク#yb4e76d5]]|魚の骨図、石川ダイアグラムとも呼ばれ、問題の結果と原因の関係を示す。|
|2|>|[[フローチャート>PMP:計画 - リスク#yb4e76d5]]|(システムやプロセスの)フロー。&br;目標達成の論理的な手順、要素間の相互関係、行動・反応の因果関係を示す。|
|3|>|[[チェックリスト/チェックシート>PMP:監視・制御 - その他#qd3cfc37]]|・チェックリスト:決められた手順が実行されたことを確認するツール。&br;・チェックシート:欠陥を特定する関連する属性データを収集する。|
|4|>|統計的品質管理||
|4-1||[[管理図>#w0686daa]]|仕様限界、管理限界(上方/下方管理限界)、許容誤差(許容上限/下限)|
|4-2||[[散布図>統計解析#wbb80cf7]]|縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、データを点でプロットしたもの。&br;2項目の相関パターン(正の相関、負の相関、ゼロ相関)を読み取ることができる。|
|4-3||[[ヒストグラム>統計解析#pa9def8e]]|横軸に階級、縦軸に度数をとり、棒グラフと累積構成比を表す折れ線グラフの複合グラフ。&br;データの分布状況を視覚的に認識するもので、正規分布等と併用する。|
|4-4||[[パレート図>統計解析#ke4c31ef]]|ヒストグラムの一種で、値が降順にプロットされており、これは優先順位を表す。|

***新QC七つ道具(QCサークル活動ツール) [#xa08600f]

|#|ツール|説明|h
|1|[[連関図法>https://www.google.com/search?q=%E9%80%A3%E9%96%A2%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|発生要因が複雑に絡み合った問題について、それらの因果関係を矢印で結び、主要因を追求する。|
|2|[[親和図法>https://www.google.com/search?q=%E8%A6%AA%E5%92%8C%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|混沌とした問題について、収集した多くのデータを親和性によって整理して、問題の構造を明らかにする。|
|3|[[系統図法>https://www.google.com/search?q=%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|問題を解決するために、目的と手段を系統づけていくことによって、適切な手段を見出す。|
|4|[[マトリックス図法>https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E5%9B%B3%E6%B3%95&tbm=isch]]|二つの要素を行と列の二次元に配置し、その交点に着眼して、問題解決の糸口を見つける。|
|5|[[マトリックス・データ解析法>https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E8%A7%A3%E6%9E%90%E6%B3%95&tbm=isch]]|マトリックス図に与えられた数値データを二次元の図表に整理し、問題解決の糸口を見出す。|
|6|[[アロー・ダイアグラム法>https://www.google.com/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%B3%95&tbm=isch]]|問題を解決するための多くの作業が複雑に絡み合っている場合、各作業の関連と日程をネットワーク図で表わす。|
|7|[[PDPC(Process Decision Program Chart)法>https://www.google.com/search?q=PDPC%E6%B3%95&tbm=isch]]|計画を実施していく際の不測の事態を予測し、不測事態が発生したときの代替案を挙げ、目標達成のための過程を図に表わす。|

**傾向と新たな実務慣行 [#l4d97783]

***現代のマネジメント手法 [#x85a9e9c]
-バラツキを最小限に抑える。
-定義されたステークホルダーの要求を満たす。

***顧客満足 [#jfdf7d7d]
-顧客満足とは、
--[[要求事項>#zf51199a]]への適合 : プロジェクトは所定のモノを " 確実に " 産み出すこと。
--使用適合性 : [[成果物(プロダクト / サービス / 所産)>#d2910c2d]]は、" 真 " のニーズを満足させること。

-顧客の期待を満たす。
--[[要求事項>#zf51199a]]を理解し、評価し、明確化する。
--[[要求事項>#zf51199a]]をマネジメントする。

-アジャイル型の環境では、
--ステークホルダーがチームと深く関わり合うことに依って、
--プロジェクト全体を通して、顧客満足度を確実に維持する。

***継続的な改善 [#d6ad4921]

-PDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)
-[[PDCA>高度午前 - システム戦略#fb231d53]]サイクル(plan-do-check-act cycle)
--品質改善の基本
--シューハートが定義し、デミングが修正
--最近は、OODAサイクル(observe-orient-decide-act cycle)
--最近は、[[OODA>高度午前 - システム戦略#v0959929]]サイクル(observe-orient-decide-act cycle)

-品質改善活動
--[[成果物(プロダクト / サービス / 所産)>#d2910c2d]]の品質とプロジェクト・マネジメントの品質を改善する。
--TQC(全社的品質管理)とTQM(総合的品質管理)、
--シックスシグマ、リーン・シックスシグマなどがある。

-経営者の責任
--プロジェクト・メンバ、全員の参加が必要。
--経営者には品質確保の十分な資源を提供する責任がある。

-サプライヤーとの互恵的なパートナーシップ
--組織とそのサプライヤーは相互依存している。
--組織は、短絡的な利益よりも、長期的な関係を優先すべき。
--サプライヤーとのパートナーシップと協力に基づく関係は、~
従来型のパートナーシップ・マネジメントよりも相互にとって有益。

**マネジメント・プロセス [#u4828aa2]

***品質マネジメント計画 [#m0ae8911]
-品質マネジメントの計画

-下記の決定して遵守する方法を確立。
--品質要求事項
--品質標準

***品質マネジメント(品質保証(QA [#s9951706]
品質保証(QA < 品質マネジメント~
※ 非プロジェクト作業を含む場合、= 品質マネジメント

-品質マネジメントの実施

-品質標準の適用のため、~
以下の結果を監査する。
--計画(品質要求事項)
--品質管理(QC)

***品質コントロール(品質管理(QC [#y7c03103]
品質管理(QC < 品質コントロール~
※ 非プロジェクト作業を含む場合、= 品質コントロール

-品質マネジメントの監視
--実行結果の監視・記録
--実績査定と改善の提案

**似たような言葉 [#fbf4cf56]

***XXX品質管理 [#w78d9dbb]
-[[全社的品質管理 : Total Quality Control(TQC)>#k917545b]]
-[[総合的品質管理 : Total Quality Management(TQM)>#y47eb078]]
-[[統計的品質管理 : Statistical Quality Control(SQC)>#u9af8b6f]]

***XXXサンプリング [#hdd45738]
[[統計的品質管理 : Statistical Quality Control(SQC)>#u9af8b6f]]には、

-[[計数サンプリング、計量サンプリング>#f147c3ad]]
-[[統計的サンプリング>#k47d7099]]

がある。

なお、プロセス改善によって品質が向上しても、通常、検査回数は変えない。

*参考 [#o1a3fe55]

**[[マネジメント・システム]] [#c8be0406]


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS