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目次 †
概要 †
組織的プロジェクト・マネジメント(OPM) 中の ポートフォリオ・マネジメント
ポートフォリオ全体の戦略的目標を
- 達成することが目標。
- 集合体のマネジメントが必要になる。
※ ポートフォリオ中のプロジェクト・プログラムは、
ポートフォリオによって関連付けされれば、相互に依存関係を持たなくても良い。
ポートフォリオ †
ココでは事業ポートフォリオの意味。
- 例
- プログラム
- プロジェクト、事業(定常業務)
- 会社の部分(部署、事業部)
- ステークホルダーの部分(・・・)
マネジメント †
領域 †
株式投資や事業の選択と同様に、実施すべきプログラムやプロジェクトを選択する。
- 期待収益にリスクの考え方を取り入れ、株式市場などでの資産運用の理論として利用されてきた。
- その後、コンサルティング会社などが事業分野の選択と集中、プロダクトラインの選択の手法としてポートフォリオを使うようになった。
- 選択のための評価軸は、収益性、成長性、有益性、リスク、リソース配分など多様だが、まだ定着した手法には至っていない。
範囲 †
どのプログラムやプロジェクトを実施するかを決めるまで。
- 実際に実践して結果を出すのは、あくまでプログラムやプロジェクト。
- プログラムを構成するプロジェクト同士は関連性を有するが、
ポートフォリオで選択されるプログラムやプロジェクトは互いの関連性を求められない。
- 評価
- 目標達成の効率性(範囲)時間
- 原価 / 資源
- リスクなど。
などによるバランス調整。
- プログラムが全体の
戦略的目標を順守しているかの監視。
詳細 †
経営理念・経営戦略、組織戦略 †
経営理念・経営戦略 †
- 全社
- ポジショニング、ポジショニング・ビュー理論
- ケイパビリティ、リソース・ベースド・ビュー理論
組織戦略 †
- 構成要素
- ドメイン定義
- 資源展開
- 競争優位性
- シナジー(上記3つの相乗効果)
- プロセス
- 経営理念
- 外部・内部環境
- 経営環境分析
- 戦略オプション
- 戦略の選定
- 経営戦略企画書
- 戦略の展開
- 戦略実行計画
- 戦略の実行
- 戦略のレビュー
- (経営環境分析に戻る)
変化、変革 †
キャズム理論 †
技術採択ライフサイクル
ビジネス変革 †
↓ ↓ ↓
- 原動力
- 産業構造の変化
- 技術革新
- 経済の傾向・危機
- 法令の変化
- 新規競合勢力
- グローバリゼーション
↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓
戦略変局点 †
バーニング・プラットフォーム
パラダイム・シフト †
- パラダイム
- 支配的な規範となるモノの見方・捉え方
- 実施方法の規則、慣習
- パラダイム・プレイヤー
- ビジョナリー
- テクニカル・エキスパート
- ダウター(疑いを持つ人)
- パラダイム・シフター
- 行動する勇気
- リスクを取る勇気
- 変化に対する柔軟な姿勢
- 長期戦に対するコミットメント
戦略的成長事業領域定義 †
アンゾフの成長戦略 †
| 既 ---> 製品 ---> 新 |
既 ↓↓↓ 市場 ↓↓↓ 新 | 市場浸透 | 新製品投入戦略 |
市場拡大戦略 | 多角化戦略 |
エイベルの事業領域定義 †
ポートフォリオ †
事業ポートフォリオ †
事業の選択・組合せ。
- 事業機会と経営資源のバランス
- 事業間シナジー
- 成長や機会の増大
- リスク分散
マネジメント・モデル †
| 高 <--- 市場成長性 ---> 低 |
高 ↑↑↑ 市場成長性 ↓↓↓ 低 | 花形製品 成長期待→維持 | 問題児 競争激化→育成 |
金のなる木 安定利益→収穫 | 負け犬 停滞・衰退→撤退 |
製品ポートフォリオ †
| 高 <--- 競争ポジション ---> 低 |
高 ↑↑↑ 市場魅力度 ↓↓↓ 低 | 地位防衛 | テコ入れ | 地位確保 |
地位確保 | 利益確保 | 収穫 |
地位確保 | 利益確保 | 撤退 |
環境の分析 †
PEST分析 †
- マクロ環境分析をおこなうマーケティング・フレームワーク。
- PESTとは、以下のの4つの頭文字を取ったもの。
- Politics(政治)
- Economy(経済)
- Society(社会)
- Technology(技術)
5 Forcesモデル †
| | (新規参入業者) | | |
| | 新規参入の脅威 | | |
(売り手) | 交渉力 | (競争業者) | 交渉力 | (買い手) |
| | 代替品・サービスの脅威 | | |
| | (代替品) | | |
3C分析 †
選択 ↓ ↑ 価値提供
↓ 差別化
競争戦略 †
競争戦略の定石 †
相対的経営資源 | 量 |
大 | 小 |
質 | 高 | リーダー | ニッチャー |
低 | チャレンジャー | フォロワー |
VRIO分析 †
SWOT分析 †
SWOT分析 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/SWOT%E5%88%86%E6%9E%90
- 目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人が
- 外部環境(機会と脅威)・内部環境(強みと弱み)を4つのカテゴリーで分析し、
- 強み (Strengths):目標達成に貢献する組織(個人)の特質。
- 弱み (Weaknesses):目標達成の障害となる組織(個人)の特質。
- 機会 (Opportunities):目標達成に貢献する外部の特質。
- 脅威 (Threats) :目標達成の障害となる外部の特質。
- 事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つ
- どのように強みを活かすか?
- どのように弱みを克服するか?
- どのように機会を利用するか?
- どのように脅威を取り除く、または脅威から身を守るか?
マーケティング・フレームワークを利用
参考 †
コアコンピタンス †
コアコンピタンス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9
- 顧客に何らかの利益をもたらす自社能力
- 競合相手に真似されにくい自社能力
- 複数の商品・市場に推進できる自社能力