「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
Open PaaSについての調査。
概要 †
- OpenShiftはRHELおよびFedora上で動作するように作られている。
- Linuxカーネルに取り込まれている仮想化技術であるKVMを積極的に推進している。
経緯 †
アーキテクチャ †
コンポーネントは、大分すると、BrokerとNodeに分けられる。
Broker †
アプリケーションのデプロイ、認証・認可、各種データの保存などを担っている。
Node †
アプリケーションやサービスのホスト。
- Webブラウザなどからのアプリケーションへのアクセスは、
Nodeごとのリバースプロキシを経由し、各Gearに分配される。
- Cartridgeと呼ばれる、各種実行環境のテンプレートが用意されており、
それを基にGearと呼ばれるアプリケーションの実行単位を構成する。
- データベースもCartridgeの1つとして用意され、
アプリケーションごとにGearとして動作する仕組み。
- 対応言語、フレームワーク、データベースを追加したい場合、Cartridgeを追加する。
Kubernetes †
- 2015年、OpenShift v3でKubernetesでDocker PaaSとして産まれ変わった。
- Kubernetesの開発にはRed Hatが深く関わっている。
- 概念
- Service
- Pod
- Replication Controller
Cloud Foundry †
概要 †
- OpenShiftに1年先行してオープンソース化し、多数の開発者やパートナーを引き込むことができた。
- オープンソースコミュニティーの運営に懸念がある(NIH症候群)
- 互換性維持のために、合理的とは言い難いソフトウェアスタック、デプロイが大変。
- Diego
- アーキテクチャが大幅に変更された。
- Docker image(Dockerではなく、Docker image)をサポート
経緯 †
- 2011年、仮想化ソリューションのVMwareがオープンなPaaSとして開発した。
- 同社はEMC、GEとともに立ち上げたPivotal Softwareに取り組みを移管。
- Pivotalは2014年、「Cloud Foundry Foundation」を設立して、Cloud Foundryを移管。
- Dell EMC、IBM、SAP、Cisco、NTT、GE Digitalなど約65の企業が参加
- 約2400人の開発者からコードにして5万1000行分のコミットがある。
- プロジェクトは非営利団体Linux Foundationの支援を受けている。
アーキテクチャ †
機能・役割ごとに明確にコンポーネントが分けられているのが特徴。
- 外部からのアクセスは全てRouterを経由して、適切なコンポーネントに分配される。
- コンポーネント間はNATSと呼ばれるメッセージングシステムを経由して連携する。
配置 †
- データベースなどはServicesノード上
- アプリケーションはDEAノード上
対応言語、フレームワークを追加する場合、DEAに対して変更を加える。
Diego †
- Kubernetesに似ているところ
etcdを通して 疎結合に連携
- スケジューラー(Master<=>Brain)
- ランナー(Minion<=>Cell)
- Kubernetesと違うところ
- スケジューリングの仕組み
- コンテナの仕組み (Docker<=>Garden)
参考 †
Kubernetes †
ネットワークインフラなどの自動展開やスケーリングといったコンテナの運用を自動化するための、
フリーソフトウェアによって構成されるコンテナオーケストレーションプラットフォーム。
Cloud Foundry †
Diego †
TechTarget?ジャパン クラウド †