「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
暗号や認証などのセキュリティの基礎的技術
暗号化・復号化 †
ハッシュ関連 †
衝突発見困難性 †
- ハッシュが衝突する2つのメッセージを発見する困難さ(≒計算量の多さ)
- nビットのハッシュで衝突発見に要する最大計算量は2^(n/2)
原像計算困難性 †
- ハッシュの元メッセージを発見する困難さ(≒計算量の多さ)
- nビットのハッシュで衝突発見に要する最大計算量は2^(n)
共通鍵 †
鍵管理 †
AES (Advanced Encryption Standard) †
トレンド的にAESだけが出題される。
- 米国NISTが制定したDESに代わる新しい標準暗号となる共通鍵暗号アルゴリズム
- DESが安全ではなくなったので、NISTの公募により、AESに置き換えられた。
- 鍵長(128, 192, 256ビット)から選択し段数(ラウンド数)が決まる。
秘密鍵/公開鍵 †
- 証明書チェーン
下位認証局の公開鍵を上位認証局の秘密鍵
で署名したものを下位認証局の証明書に含める。
- DV(Domain Validation)認証(ドメイン認証)
暗号化機能のみあり、主に個人やイントラネット向け
- OV(Organization Validation)認証(企業認証)
実在認証機能があり、企業・外部公開向け
- EV(Extended Validation)認証
OV認証で実施する企業認証の審査に加えて、さらに厳格な審査を行う。
Webブラウザのアドレスバーが緑色になり、サイト運営者名を表示できる。
- クライアント証明書
- クライアントを証明できる
- クライアント証明書をインストールした
端末からの要求であることを証明できる。
- コードサイニング証明書
ソフトウェアの出所(開発元 / 発行元)を証明できる。
これもトレンド的に出題される類
認証 †
リスクベース認証 †