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目次 †
概要 †
不確実性を扱う学問(で)。
集合 †
- 集合とはものの集まり
- 「集合」の「要素」(「元」ともいう)同士は明確に区別できる。
- 「集合」に「含まれる」or「含まれない」は明確に区別できる。
- 確率・統計に登場する「事象」は「集合」として取り扱うことができる。
- 数学的には
- S = {a, b, c, d, e, f, g}
- M = {c, d, g}
- M ⊂ S
- a ∈ S
- b ∈ S
- h ∉ S
和集合と共通部分 †
和集合 †
共通部分 †
絶対補と相対補 †
補=~以外
絶対補 †
全体中のA以外:U ∖ A = Ā
相対補 †
AB中のA以外:B ∖ A
確率 †
ある事象の起こり易さの度合い。
頻度確率(客観確率) †
- 例
- 「10本のうち1本だけ当たりのクジを引いて当選する確率を調べたところ10%であった」という事実
- ...
ベイズ確率(主観確率) †
- 信念の度合い
- 算出するのが難しい。
- 全数調査が出来ないが条件を確認しながら確率を決める。
- 例
- 「あなたは40%の確率でインフレンザです」という診断
- ...
頻度確率(客観確率)の定義 †
確率P(A) †
ある事象Aの起こる確率P(A) †
n(A) 事象Aの起こる場合の数
P(A) = --- = ----------------------------
n(U) 起こり得る全ての場合の数
ある事象Aの起こらない確率P(Ā) †
P(Ā) = 1 - P(A)
n(A) 事象Aの起こらない場合の数 起こり得る全ての場合の数-事象Aの起こる場合の数
P(Ā) = --- = ---------------------------- = -----------------------------------------------
n(U) 起こり得る全ての場合の数 起こり得る全ての場合の数
n(U) - n(A) n(U) n(A) n(A)
= ----------- = ---- - ---- = 1 - ---- = 1 - P(A)
n(U) n(U) n(U) n(U)
...確率P(A∩B) †
- P(A∩B) = P(A)P(B|A)
- P(A∩B) = P(B∩A)
- P(B∩A) = P(B)P(A|B)
- P(A)P(B|A) = P(B)P(A|B)
条件付き確率P(A|B) †
...の起こる場合の数の制限 †
...の起こる場合の数の制限は、
- 「同様に確からしい」こと。
- ≒ 生じる場合が等しい ≒ 同じ確率。
- 確率の定義の中に確率が入るのでこの言い回し。
「同様に確からしい」の例 †
(通常の)サイコロの偶数の出る確率 †
- 起こりうるすべての場合の数:六面体なので6
- 偶数の出る場合の数:2, 4, 6なので3
- この確率は 3/6 = 1/2 になる。
2を3に変更したサイコロの偶数の出る確率。 †
- 起こりうるすべての場合の数:六面体なので6
- 偶数の出る場合の数:2, 2, 4, 6なので4
- この確率は 4/6 = 2/3 になる
(2は2回数えるので3/5ではない)。
直感的ではない例 †
くじを順番に引いても、当たる確率は同じ。 †
アタリ1枚、ハズレ4枚のケース。樹形図で計算すると...
- Bがアタリを引く確率は
- 4/(5*4) = 1/5(ケースは4倍、アタリは4パターン
- Aハズレの確率 * Bアタリの確率 = 4/5 * 1/4 = 1/5
- Cがアタリを引く確率は
- 4*3/(5*4*3) = 1/5(ケースは3倍、アタリは3パターン
- Aハズレの確率 * Bハズレの確率 * Cアタリの確率 = 4/5 * 3/4 * 1/3 = 1/5
数の数え方 †
場合の数(樹形図 †
取り出したものを区別しない場合
組み合わせの数 †
取り出したものを区別しない場合
- 組み合わせの数(Combination):
異なるnからr個選ぶ場合の数(並べない
- nCr(選ぶ) * r!(並べる) = nPr(順列
- nCr = nPr / r!
- 樹形図で数えて、数え過ぎの部分を割るという考え方になる。
ベイズ確率(主観確率)の定義 †
統計 †
- 集団を数量的に理解する(四則演算ぐらいでできる。
- ココでは、ほぼ、代表値(統計量)について言及
平均値 †
平均は必ずしも普通を意味しない(分布による)。
中央値 †
最頻値 †
色々な確率分布がある。
散らばり度ありの数値化
分散の平方根
標準偏差を平均≒50前後の値にしたもの。
因果関係、相関関係、擬似相関 †
参考 †