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目次 †
概要 †
- 試験のテクニック類を纏める。
- 知らないと選択肢を絞るのに苦労するというか絞れなくなる。
詳細 †
ITTO †
概要 †
- ITTO
- I : input
- TT : tool & technic
- O : output
TT †
- 専門家の判断と会議は、だいたいある。
(無いケースを選択するケースもあるのでそれは諦め)。
- 選択肢から外す。
- TTを問うているのにIやO要素が混じっているケース。
- 聞いたことが無い要素が混じっているケース。
- 他のプロセス群や知識エリアのTTの要素へ言及しているケース
(アリがちなのが、前のプロセスのTTへ言及しているケース)
- コンテキストに沿っていないケース(成否を決定する要素をもっていない)
- 余計な文字列で修飾されているか他と比べて異常に長く(、且つ正否の判断が不可)。
IO †
- プロセスの要素と呼ばれることがある。
- 当該プロセスのインプットである場合、前プロセスのアウトプットとなる。
- 当該プロセスのアウトプットである場合、後プロセスのインプットとなる。
- 選択肢から外す。
- IOを問うているのにTT要素が混じっているケース。
引っ掛け †
- I/Oが逆になっているケース(空覚えのプロセスでありがち)。
- ITTO のプロセス指定により限定されている場合、選択肢から外す。
- その他のプロセスでも有効な場合がある。
- プロセスが指定されていないITTO の選択肢も無効では無いので、恐らく逆はない。
- 前後のプロセスのITTOを含める。よく引っかかる。
- 当該プロセスのIに、前後のプロセスのIを含める(加工前のIと加工後のI)。
- 当該プロセスのOに、前後のプロセスのOを含める(直接的Oと間接的O)。
- Oの"子要素"を選択肢に含める(前述より更に解り難くなる)。
- 当該プロセスのOの"子要素"に、前後のプロセスのOを含める。
- 当該プロセスのOに、前プロセスのOの"子要素"を含める。
- TTと見せかけて、プロセス群の中の1マネジメント・プロセス。
用語の定義 †
- 基本的に用語の定義を覚えていれば回答可能。
- 覚えれば覚える程(、選択肢の除外にも役立ち)、正答率が増す。
モンテカルロ分析 †
(モンテカルロ・シミュレーションはスケジュール、コストのリスクなどで使用される)
- シミュレーションや数値計算を乱数を用いてコストのリスクを決定する手法
- 「入力値をランダムに選び、シミュレーション結果を得る」ということを繰り返す。
- 結果として、想定されるコストの確率分布を表現し、見積りに幅をもたせる。
計算を要するもの †
公式暗記系。
- 費用便益分析
BCR = 収益 / コスト
- BCR < 1 : 収益 < コスト
- BCR = 1 : 収益 = コスト
- 1 < BCR : コスト < 収益
- キャッシュ・フロー分析手法
2つのキャッシュ(流入額・流出額)の現在価値を比較
- 割引キャッシュ・フロー
割引率を考慮して回収期間分析
- 正味現在価値(NPV : Net Present Value)
割引率で期間毎に再投資して回収期間分析
- 内部収益率(IRR : Internal Rate of Return)
計算は出ない
PV, EV, AC, BACが与えられる。
- スケジュール
- SV = EV - PV
- SPI = EV / PV
- コスト
- CV = EV - AC
- CPI = EV / AC
- ETC = (BAC - EV) / CPI
残作業のコスト見積り
- EAC = ETC + AC
完成時総コスト見積り
- TCPI
- = (BAC - EV) / (BAC - AC)
- = (BAC - EV) / (EAC - AC)
- 説明
- EAC : 現在の差異が継続するとみられる場合の将来予測
- TCPI : 現在の予算内で収めるCPI(コスパ)の算出
- パターン
- コスト超過傾向の場合(CPIが1.0を下回る)、
EACが再設定された時のTCPIの算出(1.0を上回る)。
三点見積 †
- 平均値
- 最頻値(tM) : 最も可能性が高い
- 楽観値(tO) : 最良のケース
- 悲観値(tP) : 最悪のケース
- 期待値
- 三角分布の期待値 : tE = (tO + tM + tP) / 3
- ベータ分布の期待値(加重平均) : tE = (tO + 4tM + tP) / 6
- ベータ分布の標準偏差 = (tP - tO) / 6
分母が6なのは、± 3 なので 6 と覚えたらイイ。
- 標準偏差毎の確率
ベータ分布で、標準偏差毎の確率が決まっている。
- 期待値 ± 1 * 標準偏差(σ) : 68.26%
- 期待値 ± 2 * 標準偏差(σ) : 95.44%
- 期待値 ± 3 * 標準偏差(σ) : 99.73%
- 注意
- 確率を、逆に覚えていたので注意、±1σは99%ではなく68%
- ±nσ=2nσなので、1σと2σを間違える可能性がある。
クリティカル・パス法 †
- ラグを予想する変則的な問題
- ラグを含むパスのうち長い方がクリティカル・パス
- このパスを用いて、ラグを予想する。
- 開始日か終了日か
- 終了日:当該アクティビティの終了日
- 開始日:前のアクティビティの終了日
- 参加者の数 = 3 経路 = 3 で計算すると公式を思い出し易い。
- 引っ掛け
- 自分を足し忘れるという「むらの英雄」的な引っ掛けがある。
- 何気に、パスの数ではなく、値の増減を問うているケースがある。
CPXXのフィー計算 †
- CPIF(Incentive fee)のフィー計算
納入者側の共有率がx%の時(ショート or オーバーで ± 符号が変わるので注意)
- CPPC, T&M
そもそもフィーに該当するものが無い。
価格 = 実総コスト +(実総コスト * x)
人件費の計算 †
其々の要素を分けて書いて計算する。
- 基本給付額
- 付加給付額
- ボーナス
- オーバーヘッド・コスト
リスク関係 †
- コンティンジェンシー予備(費)
- 優先度が高い。 ≒ 受容した際に課題対策コストが高い。
- 優先度の高いリスクに多く予備費を割り当てる。
選択肢の絞り込み †
問題からキーワードを拾う †
例えば、
- サーヴァント・リーダが答えの問題に、
「自律的」と「支援」のキーワードがあった。
の選択肢から二者択一するのに「支援」が重要になる。
- プロセスを問う問題に、
「計画」と「監視」のキーワードがあった。
の選択肢から二者択一するのに「監視」が重要になる。
監視で、再計画が行われることがある。
何を問っているか?考える。
- その他
- 一般的過ぎる選択肢ではなく、専門用語を含む選択肢を選択する。
統合(知識エリア) †
プロセス群の概要を聞かれた場合は、
特定の知識エリアに絞らない、
統合知識エリアの内容を回答する。
立上・終結(プロセス群) †
プロジェクトを中断する場合、セーブ・ロード的な意味で、
正否・可否 †
- 正否・可否などの、どちらを問うているか確認する。
- 何気に日本語が解り難い場合、選択肢が全部xに見えることがある。
その場合、問題文を逆に読むようにすると良いかもしれない。
実施内容 †
- プロセス、プロセス群には色々な実施内容があるが、
出題されて回答するのは、プロセスの主要な目的に対応する実施内容に絞る。
- 例えば、チーム育成は、
協調、士気、活気、結束の向上の効果もあるが、
チームメンバの期待と行動を明確化して生産性を向上させる。
と、広義の「実施内容+効果」以外を選択肢から除く。
前提条件の追加 †
- 何か最優先の前提条件が追加された場合も、
従来の前提条件が無くなる訳ではない。
タイミング関連 †
倫理・職務規定とも関連が深そう。
- 報告
- 精度が必要。精度が低い状態で報告すべきではない。
- 緊急度が低い情報が組織を跨ぐ場合、先ず、組織内で対応を相談する。
- 対策が先で、原因・影響の調査は、その後。
(例1:スコープ変更 < コスト・スケジュール変更 < トレーニング, etc.)
(例2:コスト・スケジュール影響調査、計画書の修正 < リスク対応策の実行、コンティンジェンシー活用など)
- 対策できないものは、原因・影響の調査。報告は、その後。
- 原因・影響の調査は、より、直接的な不明点(または大きな影響)の調査が先。
(例:見積精度の、不明点=見積根拠、原因追求=相見積もり)。
- 通報
- 通報の前に、理由・背景を知る。
- 通報の前に、諭告、通告、警告を行う。
(諭告、通告、警告は問題文中、通報が回答と言う引っ掛けもある。)
- 契約
- 支払い停止 < 債務不履行文書 < 解決策を探る。
- 訴訟・提訴 < 裁判外紛争解決手続(ADR)< 紛争 < 和解交渉
- 最初のインプット ≠ 重視するインプット
- 監視・制御のプロセス群
- 最初のインプット:作業パフォーマンス・データ
- 重視するインプット:作業パフォーマンス情報
- 知識エリア
- 統合
- ステークホルダー
ステークホルダー関与度評価の後、
値の増減 †
- 値を増減させて変更した場合、
- 変えた後の値ではなく、増減を問うているコトがある。
原因の説明 †
原因を説明するPMBOK用語を選択する。
xV < 0 & yPI > 1 †
xVとyPIを不等号を変えて問う変則技
- [x = s, y = c] or [x = c, y = s].
- 不等号を x と y の式で変える。
似たような言葉 †
検査 ≠ 査定、監査 †
- 検査 ≠ 査定
- 検査:各種、評価を行って、数値の算出を行う。
- 査定:検査の結果を分析して取り調べて金額・等級などを決める。
- 中古車の車両検査(= 検査 + 査定)で言うと、
XXX憲章 †
- プロジェクト憲章(立上)
憲章が承認されればプロジェクトは組織内で支持を得る(≒ 横串)。
- チーム憲章(計画)
- チームの価値観、合意、ガイドラインなどを示す。
(グローバル化による多国籍化で重要性が増している。)
- キックオフとともに、チーム育成に重要になる。
憲章と計画書 †
- プロジェクト・マネジメント計画書
- ≒ プロジェクトと機能の格子点の計画(分担とスケジュール等)
- ∴ 計画が承認されればプロジェクトは機能部門からも支持を得る。
計画とマネジメント †
計画は計画プロセス群、マネジメントは実行プロセス群
- 計画
- ステークホルダー・マネジメント計画(5版)
- ステークホルダー・エンゲージメント計画(6版)
ビジネス目標、プロジェクト目標 †
利益測定
- EV
実際の出来高(スケジュール的な意味での進捗)
- 比率であるため、
- トレンド(傾向変動)を示す。
- 従って、傾向分析に使用できる。
- 特定期間の測定値が継続的に続く。
と予想される場合、長期で利用できる。
XXX Breakdown Structure †
WBS : Work Breakdown Structure
ワーク・ブレークダウンストラクチャ / 作業分解図 / 作業分割構成 / 作業の詳細構造
- PBS : Product Breakdown Structure
- プロダクト・ブレークダウン・ストラクチャ / 製品分割構成
- WBSとマトリクス状に交差させて、セルに成果物を配置(作業と成果物)
- RBS : Resource Breakdown Structure
- リソース・ブレークダウン・ストラクチャ
- WBSとマトリクス状に交差させて、コストを配置(作業とリソース)
- CBS : Cost Breakdown Structure
- コスト・ブレークダウン・ストラクチャ / 原価要素体系 / 費用区分構成
- WBSとマトリクス状に交差させて、コストを配置(作業とコスト)
- OBS : Organization Breakdown Structure
- 組織ブレークダウン・ストラクチャ / 組織分割構成
- WBSとマトリクス状に交差させて、セルにワークパッケージ(CA)を配置(作業と組織)
- RBS : Risk Breakdown Structure
- リクス・ブレークダウン・ストラクチャ
- WBSとマトリクス状に交差させて、セルにリスクを配置(作業とリスク)
SEAM, RAM, RACI †
- SEAM : ステークホルダー関与度評価マトリックス
- RAM : 責任分担マトリクス
- RACI : RACIマトリクス
- RACI-VS(VARISC)
- CAIRO(RACIO)
- RASCI
- (別の)RACI
XXXログ、XXX登録簿 †
- ログ系
- 前提条件ログ
- 変更ログ
- 課題ログ
- 変更管理と別で、色々な所にある
- 品質、資源、リスク、コミュ、ステ、終結
XXXシステム †
- コンフィギュレーション・マネジメント・システムは情報システムではなく仕組み。
品質系 †
PMP:品質マネジメント
- 品質マネジメント計画のツールと技法。
- 品質マネジメント計画だけではなくコスト見積のツールと技法でもある。
- コストが解らないと計画が立たない
- 意思決定には、費用便益分析を使用する。
- 起源
おっさんの名前を覚える。
- (c) クロスビー(フィリップ・B・クロスビー
- (j) ジュラン(ジョセフ・M・ジュラン
- (d) デミング(W・エドワーズ・デミング
- (s) シューハート(ウォルター・A・シューハート
- 全社的品質管理 : Total Quality Control(TQC)
- 総合的品質管理 : Total Quality Management(TQM)
- 統計的品質管理 : Statistical Quality Control(SQC)
- シックスシグマ(米モトローラが開発、 6σ(通常は、3σ))
- カイゼン(継続的改善、QCサークル、第一が人々の質、第二が成果物)
- 能力成熟度モデル統合(CMMI、5つの発達段階)
- 品質工学(TM:タグチメソッド)
- サンプリング
- 計数サンプリング
- 計量サンプリング
- 統計的サンプリング
用語 †
- 品質尺度
- 品質と等級
- 使用適合性
- 品質(信頼性/安全性/使い勝手/機能展開/サービス)
プロジェクトの †
プロジェクトの開始の判断材料となる文書は? †
プロジェクトの中止の判断材料となる文書は? †
プロジェクトの終結後もステーク・ホルダーに参照される文書は? †
プロジェクトの成功と失敗の判断材料は? †
プロジェクト目標の達成の度合い。
その他 †
法則系 †
- 工数
- パーキンソンの法則
- ホフスタッターの法則
- ブルックスの法則
- 原因・結果
- パレートの法則
- スタージョンの法則
- マーフィーの法則
- ソフトウェア
- リーナスの法則
- ヴィルトの法則
- ザウィンスキーの法則
- ポステルの法則
監査 †
監査は、複数のプロセス群にある。
※ 何故か、パフォーマンス測定ベースライン(PMB)に関係が無い部分のみ。