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目次 †
概要 †
組織的プロジェクト・マネジメント(OPM) 中の ポートフォリオ・マネジメント
詳細 †
1962年、後にノーベル経済学賞を受賞するハリー・マーコビッツ氏によって提唱された理論。
- 株式投資や事業の選択と同様に、実施すべきプログラムやプロジェクトを選択するのがポートフォリオ・マネジメント。
- 期待収益にリスクの考え方を取り入れ、株式市場などでの資産運用の理論として利用されてきた。
- その後、コンサルティング会社などが事業分野の選択と集中、プロダクトラインの選択の手法としてポートフォリオを使うようになった。
- 選択のための評価軸は、収益性、成長性、有益性、リスク、リソース配分など多様だが、まだ定着した手法には至っていない。
- ポートフォリオ・マネジメントの守備範囲は、どのプログラムやプロジェクトを実施するかを決めるまで。
- 実際に実践して結果を出すのは、あくまでプログラムやプロジェクト。
- プログラムを構成するプロジェクト同士は関連性を有するが、
ポートフォリオで選択されるプログラムやプロジェクトは互いの関連性を求められない。