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目次 †
概要 †
https://ja.wikipedia.org/wiki/Cascading_Style_Sheets
- HTML や XML の要素をどのように修飾(表示)するかを指示する、W3Cによる仕様の一つ。
- HTMLで表現可能と考えられるデザインの大部分を実現できる要素を取り入れつつ、新たなデザイン機能を備える。
- また、以下のような特徴を持つ。
- スタイルシートを切り替えることで、表示を変化させることができる。
- CSSを重ね合わせる(カスケードする)ことができる。
Level †
CSSの仕様はレベルという段階をもち、Level 1 - 4 までの仕様が公開されている。
CSS1 †
- 勧告 1996年12月
- ・・・
- フォントプロパティ
- 色及び背景のプロパティ
- テキストプロパティ
- ボックスプロパティ
- 類別プロパティ
CSS2 †
- CSS2
- 勧告 1998年5月
- CSS1 の上位互換。
- 幾つかの概念の追加・拡大・改訂が行われた。
- 実質的に、CSS2.1に仕様としての役割を委ねた。
- CSS2.1
- 勧告 2011年6月
- CSS2仕様書の定義が不明瞭で非互換が生じたた記述を明確化(ないしは削除)。
- UA開発ベンダは、2002年頃からCSS2.1を基本仕様と見なしている。
CSS4 †
Level 3モジュールで
- 未定義だった新しい機能
- 草案に含まれたが相互運用性に問題があり外された機能
CSSフレームワーク †
概要 †
下記を参考にすると、
レイヤ †
CSSフレームワークの機能は
- 土台になる層
- ファウンデーション層
各種、イニシャライズを行なうレイヤ。
- CSSの初期化(reset、normalize)
- 機能の初期化(variables、mixins)
- レイアウト層
レイアウトに関する機能を提供するレイヤ。
- コンポーネント層
UIコンポーネントを提供するレイヤ。
- 単一パーツ(button、form)
- 複合パーツ(navigation、modal)
の3レイヤに分類できる。
分類 †
1つのCSSフレームワークに実装する機能レイヤ数に依って
- 単機能フレームワーク(1-2レイヤの機能を提供)
- フルスタックフレームワーク(3レイヤの機能を提供)
に分類できる。
ポイント †
コンポーネントについては、以下の観点から利用にリスクがある。
- 見た目が同じになる(e.g. : Bootstrap ライクな見た目)。
- スコープの問題が有り、*.cssを読み込んでいる全ページに影響が発生する。
- 経年変化に対して弱く、フレームワークのバージョンアップ時に面倒。
e.g. : Bootstrap2 ---> Bootstrap3
上記の定義(分類)によると、フルスタックなCSSフレームワークに該当する。
参考 †