「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- QRコード
- デンソーが発明したマトリックス型二次元コード。
- バーコードより多くの情報を盛り込める。
- 「QR」は Quick Response の頭字語(高速読み取りを目的の一つにする)
詳細 †
用途 †
元々は製造ラインでの部品管理を目的に開発された。
入力手段 †
入力が手間であるスマホの入力手段
決済サービス †
QRコード決済
XXXX券 †
券代替
種類 †
モデル1・2 †
- モデル1
- 最初に作られたQRコード
- 最大バージョンは14 (73 * 73セル)
- 数字1167桁まで扱うことができる。
- モデル2
- モデル1を改良したコード
- コードが歪んでしまった場合でも読取り出来る。
- コード内部にアライメントパターンを配置
- 最大バージョンは40 (177 * 177セル)
- 数字7089桁まで扱うことができる。
マイクロQR †
- 切り出しシンボルが一つ
- 小さなスペースへの印字を可能とする。
- 格納できるデータ量はそれほど多くない。
- バージョンM1-4までの4バージョンがある。
iQRコード †
- コードの位置や大きさが簡単に読み取れるマトリックス方式の2次元コード
- 広範囲に渡るコードを生成できる。
- 従来のQRコードやマイクロQRコードより小型
- より多くのデータを格納できる大型コード
- 長方形、表裏反転・白黒反転・ドットパターンなどをサポート
- 従来のQRコードよりも多くの情報量を格納
- 同じサイズなら情報量 80% 増量可能
- 同じ情報量ならサイズ 30% 縮小可能
フレームQR †
コードの内部に
- 自由に画像を入れられる領域を持ち、
- フレームの形状、色も自由に変更できる。
生成 †
読取 †
性能 †
- ハードとソフトの性能依存である。
- スマホ用の「マクロ(接写)レンズ」の利用が効果的らしい。
- サイズ
- 大きい方が識別し易い。
- バージョン(セル数)が大きくなれば、
当然、推奨のサイズも大きくなる。
- 識別し難い。
・絵や文字が重なっているQRコード
・模様が入った用紙に印刷されたQRコード
- バージョン
アライメントパターンがひとつの方が良いらしい。
サンプル †
Native †
Web †
実装 †
以下からDLして下さい。
QrCode.zip
説明 †
- この一式をHTTPSで通信可能な
Webサーバに配置してスマホからアクセスして下さい。
(WebRTCを使用するには、HTTPSが必要になるため)
ライブラリ †
Native †
ZXing †
このライブラリを起点に、様々な言語への移植が行われている。
ZXing .NET †
, etc. †
Web †
qrcode.js †
コチラは、生成用
jsqrcode †
コチラは、読取用。
jsQR †
コチラは、読取用。
参考 †
作成 †
以下のサイトから作成可能。
指定可能なセル数からして、モデル2を生成している。
サンプル検索 †
Google画像検索で検索可能。