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目次

概要

サービス・マネジメントのサービス・マネジメント(高度:午前Ⅰ、午前Ⅱ)

ISO/IEC 20000 及び ITIL

その他

運用

データ管理者の役割

  • データ管理者(DA : Data Administrator)
    • DBMSの評価・選択、論理データベース設計
    • データ項目の設計・管理・標準化
    • 個々のデータ項目へのアクセス権の管理
  • データベース管理者(DBA : DataBase? Administrator)
    データベースの構築と運用・保守を行う。
    • データ増加を見積もり、ディスク増設など計画・実施
    • データベースのパフォーマンス・チューニング
    • 障害時、データベースの復旧と整合性のチェック

データベースのバックアップ

更新頻度の少ないデータベースのフルバックアップ取得間隔を2倍に伸ばした場合。

  • ×:フルバックアップ1回あたりの容量が2倍になる。
  • ×:フルバックアップ1回あたりの容量が1/2倍になる。
  • ×:フルバックアップ1回あたりの時間が2倍になる。
  • 〇:ログを用いた復旧時間が2倍になる。

データベースのバックアップと復旧についての知識があればOK

ファシリティ

UPS設備の冗長化に関するティア構成

JDCC(日本データセンター協会)が制定する
「データセンター・ファシリティ・スタンダード」
において、UPS設備の冗長化に関するティア構成がある。

  • ティア 1
    • UPSの冗長性 : N
    • 瞬間的な停電に対し、コンピューティング・サービスを継続して提供できる設備がある。
  • ティア 2
    • UPSの冗長性 : N
    • 長期的な停電に対し、コンピューティング・サービスを継続して提供できる設備がある。
  • ティア 3
    • UPSの冗長性 : N + 1
    • UPSのメンテナンスなど、UPS設備の一時停止時も、
      コンピューティング・サービスを継続して提供できる設備がある。
  • ティア 4
    • UPSの冗長性 : N + 2
    • UPSのメンテナンスなど、UPS設備の一時停止時に、
      更に、一部のUPS設備に障害が発生しても、
      コンピューティング・サービスを継続して提供できる設備がある。

計算問題

稼働品質率

  • 稼働品質率 = 迷惑回数 / システム資産規模
    • 単位規模辺りの迷惑回数。
    • 資産規模には、総運用費用を用いる。
    • 値が低い程、品質が高い。
  • 計算
    システム迷惑回数(回/年)稼働時間(千時間/年)総運用費用(百万円/年)稼働品質率
    オンラインバッチ
    A3126120(3 + 12) / 120 = 0.125
    B483100(4 + 8) / 100 = 0.12
    C62480(6 + 2) / 80 = 0.1
    D63260(6 + 3) / 60 = 0.15

TCO(Total Cost of Ownership)

  • 以下を全てを含む、システムの総所有コスト。
    • イニシャル(システム構築のハード・ソフトの導入費用など
    • ランニング(運用後の維持費・管理費・人件費など
  • 3年稼働でTCOが最小のものはどれか
    費用A案B案C案D案
    ハードウェア導入費用30304040
    システム開発費用30503040
    導入教育費用5555
    ネットワーク通信費用 / 年20201515
    保守費用 / 年6555
    システム運用費用 / 年6464
  • 計算
    • 案1:30+30+5+20*3+6*3+6*3=161
    • 案2:30+50+5+20*3+5*3+4*3=172
    • 案3:40+30+5+15*3+5*3+6*3=153
    • 案4:40+40+5+15*3+5*3+4*3=157

システム改善案の評価

  • 評価項目案1案2案3案4
    効果作業コスト削減5424
    システム運用品質向上2425
    セキュリティ強化3452
    リスク作業コスト削減4151
    作業コスト削減2415
  • 重み
    評価項目重み
    効果作業コスト削減3
    システム運用品質向上2
    セキュリティ強化4
    リスク作業コスト削減3
    作業コスト削減8
  • 計算
    • 案1:5*3+2*2+3*4-(4*3+2*8)=3
    • 案2:4*3+4*2+4*4-(1*3+4*8)=1
    • 案3:2*3+2*2+5*4-(5*3+1*8)=7
    • 案4:4*3+5*2+2*4-(1*3+5*8)=-13

オペレータの必要人数

オペレータの必要人数

  • シフト勤務条件
    • サービス
      24時間365日
    • 勤務
      週休2日(5/7)
    • シフト
      • 3シフト(8時間 / 人)
      • 各シフトで2人以上
  • 計算
    • シフト
      3 * 2 = 6人
    • 勤務
      6 / (5/7) = 42 / 5 = 8.4人 = 9人

バックアップに必要な磁気テープ数

  • 要件
    • バックアップ
      • 月初にフルバックアップ、媒体は1本必要。
      • 翌月まで、差分バックアップ、媒体は1本 / 月必要。
    • 復元
      • 6か月前の同一日までのデータを復元
      • 同一の月末日(29 - 31)が無い場合、月末日の状態に復元
      • 例えば、10/31の場合、4/30 - 10/31の指定日のデータを復元可能。
  • 計算
    • 6か月分ではなくて7か月分を保持
    • 7 * (1 + 1) = 14

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Last-modified: 2019-12-03 (火) 21:14:41 (1600d)