「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- DX系を技術カットで始めると、
「ユースケースが不明」
となるケースが多い。
- これは、
- 現実世界を取り込みつつあり、
- 要素技術系との関連が増えてきている。
タメではないだろうか?
- と言う事で、
- 技術カットで理解できないなら、
- 業務カットで理解してみよう。
みたいな感じで、ユースケースをまとめてみる。
詳細 †
体制 †
- デジタルイニシアティブ実⾏体制︓ユースケース量産
- ビジネス部⾨、デジタル部⾨、IT部⾨のコラボレーションが肝。
ビジネス部⾨ †
- ビジネス・アナリスト
- バリューチェーンからAIによる
付加価値を出せそうな領域を洗い出す。
デジタル部⾨ †
- アジャイルにPOCを実施。
- Fail Fastで継続的にスプリントを回す。
- Fail Fast:早く失敗せよの意味。失敗は成功の素的な。
- 「早く失敗する(fail fast)」から「うまく失敗する(fail well)」へ。
IT部⾨ †
用途 †
- (データの)用途
- データ・サイエンス & 機械学習(+深層学習)
故障検知 †
リスク分析 †
不正検知 †
レコメンデーションエンジン †
ゲノム & DNA 解析 †
事例 †
色々、分類してみよう。
- ユースケースは複数のソリューションによって構成されている。
- ソリューションは、複数の要素技術によって構成されている。
遠隔監視系 †
ありがち。
コスト削減 †
省エネ、節水 †
- 生産冷却設備省エネ運転ナビ
- 拠点の消費エネルギー量可視化
- 生産設備エネルギー・稼働情報監視
- 配水管理、漏水管理システム
温度監視 †
- 飲食店向け冷蔵庫温度管理
- 流通業向け倉庫温度監視
- 医薬品向け常時温度監視業務の自動化
事故予防 †
- フォークリフトの動きの見える化
- カラーバーコードと映像解析技術の組み合わせる。
- 倉庫内の事故を抑止するとともに、安全運転への意識向上に役立てる。
地域、自然 †
働き方改革 †
- 施策の進行状況の分析・把握
- ITツールの利用ログ
- 業務システム(人財、管理会計、財務、SFA)データ
建設機械の状況をリアルタイム遠隔監視 †
遠隔監視と予兆検知
遠隔地の製造ラインの状況把握、管理 †
- 製造状況をリアルタイムに把握
- 管理効率、生産効率、品質、稼働率を向上
遠隔操作系 †
遠隔監視系 + チョットした遠隔操作機能。
セキュリティ管理業務の効率化 †
複数・遠隔拠点を対象としたセキュリティ管理業務の一元管理による効率化
無人店舗の展開 †
- 開店 / 閉店、セキュリティ処理
- 接客時の音声/映像などの制御装置
設備保全・保守 †
運用・保全業務 †
高温部品管理 †
高温部品の長期供給保守契約
- 点検・保守状況の見える化
- 部品の性能評価
- 予兆診断による故障予知・予測
医療機器故障予兆診断 †
冷凍システムIoT予兆診断 †
故障予兆診断と運転効率化
オイルタンクのセンサーデータ †
保守効率化
ビルやマンション設備の遠隔管理 †
設備状態監視によるビル設備保全対応の迅速化、管理業務の効率向上。
後付けセンサー稼動状態&位置情報分析 †
設置および保守作業効率化
スマートデバイスを使用する系 †
対応円滑化 †
混雑状況の配信 †
ロボットを使用する系 †
ロボットが出てくると「おおっ」となる。
設備の点検・メンテナンスの高度化 †
ICT施工(測量と施工) †
ドローンによる測量と建機による施工
サービス・ロボット †
- 対話型サービス業務支援ロボット
- 物流支援ロボット
- 搭乗型移動支援ロボット
製造系 †
- ≒ 生産技術系。
- 作業標準化、QCD向上
- 案外、昔からある気もする。
人手組み立て作業主体の生産現場が対象
- CADから作業手順書を自動生成する
組立ナビゲーションシステム
- 工程進捗のリアルタイム見える化
半導体製造工程自動化 †
一連の製造工程を自動化
生産計画・在庫管理 †
- 間接材購買の見える化
- 保守部品の在庫最適化
- サプライチェーン
- バイヤ/サプライヤ間での情報共有
- 販売会社/製造拠点間の在庫最適化
- 棚卸資産回転率の改善
化学反応プロセスの品質管理 †
画像解析技術を応用した
化学品反応状態の評価・解析
技能訓練支援システム †
- 熟練技術者の作業のデータ化
- グローバルレベルで人材育成の持続的な底上げ
金融系 †
証券業務 †
- 株式の貸出レート自動算出
- 売買審査の機械化
- 与信業務、株価予想
- アドバイザリー・サービス
- チャットボット(コールセンター・サービス)
保険業務 †
- 生保
- 生活習慣病に起因する将来の入院可能性とその日数を予測する定量評価モデル
ペイメントサービス †
詳細は記載されていないが、以下のようなモノが考えられる。
マーケティング †
デジタルマーケティング †
顧客ロイヤルティ向上
- 顧客インサイト分析
- 優良顧客分析
- マーケティング施策候補提案
口コミ分析・可視化 †
- ソーシャルメディア
- コールセンター
- ステークホルダー
コンタクトセンター †
参考 †
Lumada:日立 †
協創事例 †
http://www.hitachi.co.jp/products/it/lumada/stories/index.html
ユースケース †
http://www.hitachi.co.jp/products/it/lumada/usecase/index.html
OSSコンソーシアム †