「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
共通、環境、役割関連の試験対策
詳細 †
基礎知識 †
- 時間軸
- プロジェクト・フェーズ
- プロジェクト・ライフサイクル
- プロダクト・ライフサイクル
- 大規模プロジェクトだけで有用。と言うのは大きな誤解でもある。
- これによりプロジェクト・マネジメントの効果が発揮されないケースが多い。
- ※ 単にマネジメントと言った場合、以下に該当することがあるので注意する。
PMのスキルセット †
※ 「PMは技術者上がりが多いので技術的問題にフォーカスし過ぎる。」
という問題に対する言及がある。必ずしも、技術者上がりである必要は無い。
PMに重要なもの †
- コミュニケーション率
言葉以外の重要性が高い(メール < 音声会議 < TV会議 < F2F)。
- 効率と効果
- 効率 : 必要な情報の伝達
- 効果 : 対象、タイミング、チャネル
倫理・職務規定 †
- 倫理・職務規定
- 顧客(スポンサー)に対して、PMに何が期待できるか?を明示する。
- 責任 = 顧客(スポンサー)の期待に応える。
- 贈賄関連
- その国の習慣であれば、スポンサー、法務などに相談してから考える。
- 問題のコンテキスト上、贈賄に見えるが正規の費用であることがある。
- 特に、納入者選定関連では注意が必要。
組織構造 †
- バランス・マトリックス型組織
上司:機能部門M & PM -> メンバ、上司が2人になり、指示系統に混乱することもある。
- 強いマトリックス型組織
上司:PM -> メンバ、マトリックス型だが、PMが強い。
- タイト・マトリックス
コロケーション、コンカレント・エンジニアリング(同時進行技術活動)
- プロジェクト型組織(タスクフォース型組織)
メンバはプロジェクトにコミットしているため、解任に関して問題が出ることがある。
選択肢の絞り込み †
PMO †
- 長期的戦略計画、プロジェクト目標(スコープ・コスト・スケジュール)
との統合をチェックする( -> プロジェクト計画書、文書)。
- PMOの組織タイプ
- 支援型: コンサルティング(最重要)
- コントロール型: コンプライアンスの要求
- 指揮型: 直接的コントロール
テーラリング †
- プロジェクト・マネジメント・プロセスをテーラリング
- 以下のマネジメント手法をステークホルダーと協力してテーラリング
- 考慮事項
- 組織文化
- カバナンス・レベル
- 顧客が組織の中か外か
- プロジェクト・マネジメント方法論
- PMBOKのように、汎用的ではなく、
特定分野の実務慣行(技法、手続、規則体系)
- プロジェクト・マネジメント方法論の入手方法
- 組織の専門家によって開発
- 協会(専門家の組織)から購入
- ベンダから購入
- 政府機関から購入
- 方法論のテーラリング
- 組織から特定のプロジェクト・マネジメント方法論の利用を強制されることがある。
- しかし、プロジェクトの独自性のため、PMにある程度のテーラリングは認められる。
- プロジェクトに合わせて、各知識エリアで適用される方法をテーラリングする。
揉める場合 †
口頭よりメールを選択。なんてケースもある。
似たような言葉 †
ライフサイクル †
- プロダクト・ライフサイクル
- ビジネスの計画から始まり、市場の撤収まで(マーケティング用語と同じ)。
- 複数のプロジェクト・ライフサイクルからなる。
- フェーズ分けは業界により異なる(プロジェクト・マネジメント方法論)。
(要件定義 -> 基本設計 -> 詳細設計 -> 開発 -> UT -> CT -> TT -> ST)
- 以下、漢字と横文字の対応付けに注意
(特に逐次型と漸進型、共に順に進む意味を持つので解り難い。)。
- 予測型(逐次型: 順に進む)ライフサイクル
ウォーターフォール型(完全計画駆動型手法)
- 反復型(漸進型: 少しずつ進む)ライフサイクル
イテレーディブ&インクリメンタル(Iterative and Incremental)
- 適応型ライフサイクル
アジャイル型(変化駆手法)
バックログのある反復型スケジューリング
- オンデマンド・スケジューリング
カンバン・システムで一般的に使用される
制約理論とリーン開発由来のプルベースのスケジューリング概念。
- アジャイル型・適応型
- ポイント
- ステークホルダーを会議に招く(透明性の促進と迅速な支援)。
- ...。
- 逐次
≒順次・逐次・随時≒予測・ウォーター・フォール
- 漸進
≒(急がないで)段階を追って少しずつ進んで行くこと。≒反復・イテレーティブ
XXXマトリックス(組織構造) †
タイト、強い・バランス・弱い
エクスペディター、コーディネーター †
- 弱いマトリックス型の役割。
- エクスペディター(プロジェクト促進役)
- コーディネーター(プロジェクト調整役)
- コーディネーターの方が権限がある。
プロジェクト・エクスペディター型(促進者) < コーディネーター型(調整者)
組織体の環境要因(EEF)、組織のプロセス資産(OPA) †
違いを問われるので違いを意識しておく。
- 組織体の環境要因(EEF):環境的なもの。
- 組織のプロセス資産(OPA):資産的なもの。
XXX要求事項 †
BABOK用語らしい(要求事項 = スコープだけの話ではない)。
- ビジネス要求事項
- ビジネス目標およびプロジェクト目標
- 母体組織に関係するビジネスルール
- 組織と指針とする原則
- ステークホルダー要求事項
- 他の部門への影響
- 母体組織および外部組織への影響
- ステークホルダーのコミュニケーション要求事項と報告要求事項
- ソリューション要求事項
- 機能要求事項と非機能要求事項
- 技術と標準へのコンプライアンス要求事項
- サポート要求事項とトレーニング要求事項
- 品質要求事項
- 報告要求事項など
- プロジェクト要求事項
- サービスレベル
- パフォーマンス
- 安全性
- コンプライアンス
- 受入れ基準
- その他
- 要求以上の成果
- 金メッキと呼ばれる。
- ステークホルダーが多様な場合はNG。
コミュニケーション関連 †