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目次 †
概要 †
Dockerイメージを作成するファイル。
詳細 †
基本構文
# コメント
{命令} {引数}
命令 †
命令の一覧 †
# | 命令 | 説明 |
1 | FROM | 以降の命令で使う ベース・イメージ を指定する。 1行めを FROM 命令で指定する必要がある。 |
2 | MAINTAINER | 生成するイメージの Author (作者)フィールドを指定する。 |
3 | RUN | 2つの形式があり何れもコマンドを実行する |
4 | CMD | RUNと似ていて、3つの形式があり、コンテナ実行時のデフォルトを提供する。 |
5 | LABEL | イメージにキー・バリューのメタデータを追加する。 |
6 | EXPOSE | 特定のコンテナが実行時にポートをリッスンすることを Docker に伝える。 |
7 | ENV | 環境変数と値をセットできる(1つ、若しくは複数)。 |
8 | ADD | ファイルやディレクトリをコピーする。 |
9 | COPY | ADDと似ているが、リモート、自動解凍の機能が無い。 |
10 | ENTRYPOINT | CMDと同様、2つの形式があり、CMDと連携して使われる。 |
11 | VOLUME | 指定した名前でマウントポイントを作成し、 他から外部マウント可能なボリュームにする。 |
12 | USER | RUN、CMD、ENTRYPOINTの実行アカウントを指定する。 |
13 | WORKDIR | 作業ディレクトリ指定する(ENVを併用できる)。 |
14 | ARG | docker build コマンドで使う変数、フラグを定義する。 |
15 | ONBUILD | 次のビルドで実行するコマンドをイメージに仕込むことができるようになる。 要するに,親DockerfileのDockerfileコマンドを子Dockerfileのビルド時に実行できる。 |
16 | STOPSIGNAL | コンテナを終了時の、システム・コール・シグナルを設定する。 |
17 | HEALTHCHECK | ヘルスチェックを行う。 |
18 | SHELL | デフォルトのシェルを上書きする。cmd と powershell を sh に変更可能にする。 |
CoWレイヤ †
- 一行毎に、CoWのレイヤが積み上がる。
- 命令を一行にまとめるとレイヤが削減できる。
その他 †
コメント †
「#」行コメントのヘッダ。
シンタックス †
LLBを出力するプログラム(フロントエンド)の
コンテナイメージのreference文字列を指定。
# syntax = tonistiigi/pack
パーサ・ディレクティブ †
特殊な操作を行うオプション
# ディレクティブ=値
環境変数置換 †
環境変数の文字列に置換する。
${variable_name}
javaの例 †
参考 †
Qiita †
Microsoft Docs †
dotnet/dotnet-docker †