「.NET 開発基盤部会 Wiki」は、「Open棟梁Project」,「OSSコンソーシアム .NET開発基盤部会」によって運営されています。
目次 †
概要 †
- プロジェクト・マネジメント(高度:午前Ⅰ、午前Ⅱ)
- 「PMP」が参考になる。
共通 †
ライフサイクル †
初期段階では、不確実性が高い
影響力 †
プロジェクト要員 †
変更コスト †
初期では低コスト、終盤では高コスト。
アジャイル †
知識エリア †
統合 †
プロジェクト開始の公式な承認
変更要求 †
- あらゆる変更。
- 要件、品質、スコープ、仕様、設計、文書の変更。
- PMBからの乖離に関する対応、成果物の修正対応。
※ PMB : Performance Measurement Baseline
パフォーマンス測定ベースライン
- アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)
アーンド・バリューでマネジメント
- アーンド・バリュー分析(EVA)
アーンド・バリューを分析
- アーンド・スケジュール(ES)
価値ではなくスケジュールの観点で分析。
- 傾向分析
EVAで継続的な比較により傾向を分析する。
範囲 †
構成管理の対象 †
コチラが参考になる。
スコープの変更 †
変更要求によって行う。
アジャイルのスコープ †
- プロダクト・バックログ(PBL)
プロダクトに必要な項目・作業をリスト化・順序付けして管理。
- ユーザ・ストーリー
ソフトウェアで実現したいことを顧客価値を明確表現して書き出す。
時間 †
進捗管理のチャート類 †
※ トレンド・チャートは、
で、≒ EVM分析グラフ
原価 †
IFPUG法 †
ファンクション・ポイントを用いた規模の見積もり方法
- 以下、5つの機能を数える。
- トランザクション・ファンクション
- EI : 外部出力
- EO : 外部出力
- EQ : 外部参照
- データ・ファンクション
- EIF : 外部インターフェイスファイル
- ILF : 内部論理ファイル
- 上記の未調整FPに調整係数を乗じ、調整済みFPに変換する。
アジャイルの生産性 †
全体の生産性 †
- 工程毎の生産性(ステップ/人月)
- 設計 : X ステップ/人月
- 製造 : Y ステップ/人月
- 試験 : Z ステップ/人月
- (単位ステップあたりの)
工程毎の生産性→工程毎の工数→全体の工数→全体の生産性
- 工程毎の単位ステップあたりの工数(人月/ステップ)
- 設計 : 1/X 人月
- 製造 : 1/Y 人月
- 試験 : 1/Z 人月
- 全体の単位ステップあたりの工数(人月/ステップ)
1/X + 1/Y + 1/Z
- 全体の生産性(ステップ/人月)
1 / (1/X + 1/Y + 1/Z)
開発コスト見積もり †
- 440時間の作業に40時間/週の寄与率で対応する場合
- チーム開発では生産性が落ちる。
- コミュニケーション・ロス
- コミュニケーション・パス毎に
4時間 / 週で、1人辺りに換算すると2時間/週
- 社員あたりのコストには差はない。
- 上記以外の条件は無視できる。
- 10人チームと1人開発時のコスト差
- コミュニケーション・パスは1人9本で
- コミュニケーション・ロスは1人9 * 2 = 18時間/週
- 実作業時間は、40 → 40 - 18 = 22時間になるので、
- コストは、40 / 22 = 1.81倍になる。
※ コミュニケーション・パス数もとめると
訳が解らんくなるので1人辺りで計算。
資源 †
要因割当 †
上級SEは初級SEと比べ、PG、UT工程で2倍の生産性らしい。
(当該工程で、上級SEが2倍ではなくて、初級SEが2分の一)
- 工程見積もり
開発工程 | 見積もり工数 |
設計 | 6 |
PG, UT | 12 |
結合 | 12 |
合計 | 30 |
- A
開発工程 | 要因 | 工期 |
上級SE | 初級SE |
設計 | 2 | 0 | 3 |
PG, UT | 2 | 2 | 4 (2n+1*2*0.5n=12, n=4) |
結合 | 2 | 0 | 6 |
合計 | 30 | 13 |
- B
開発工程 | 要因 | 工期 |
上級SE | 初級SE |
設計 | 3 | 0 | 2 |
PG, UT | 3 | 2 | 3 (3n+2*0.5n=12, n=3) |
結合 | 3 | 0 | 4 |
合計 | 30 | 9 |
※ プランA → Bで、13 - 9 = 4人月の工程が短縮可能。
- 遅延に要員追加で対応すると、コミュニケーション・パス増加で更に遅延を生む。
- 他にも色々な法則があるので、知っておくとイイかも。
成立期 → 動乱期 → 安定期(信頼関係の構築) → 遂行期 → 解散期
リスク †
計画プロセス †
- リスク特定
- 定性的リスク分析
- 定量的リスク分析
- リスク対応計画(各種戦略:対脅威、対好機、コンティンジェンシー)
リスク戦略 †
品質 †
ソフトウェアの評価指標の例 †
調達 †
- 納入者と購入者を間違えない。
- 「完全定額契約」と漢字で書かれると「?」となり易い。
PCレンタル費用 †
- 条件
- レンタル料金は5千 / 月
- 月初から月末までの一カ月単位の清算
- 開発要員は、
- 月初に着任、月末に離任。
- 役割に関わらず、1人1台を使用。
- 以下はレンタル期間に含まれる。
- セットアップ:2週間
- 返却後のデータ消去:1週間
- 作業は別の開発要員が行う。
- 他の開発要員へ引き渡す場合、
セットアップ、データ消去は不要。
- 開発要員投入計画
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 合計(台) | 合計(¥) |
設計 | - | 2 | 4 | 4 | 4 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | - | 26 | |
PG | - | - | - | 3 | 3 | 5 | 5 | 3 | 3 | 2 | 2 | - | 26 | |
テスト | - | - | - | - | - | 4 | 4 | 4 | 6 | - | - | - | 18 | |
使用合計 | - | 2 | 4 | 7 | 7 | 11 | 11 | 9 | 11 | 4 | 4 | - | 70 | |
レンタル合計 | 2 | 4 | 7 | 7 | 11 | 11 | 11 | 11 | 11 | 11 | 4 | 4 | 94 | 470 |
ステークホルダー †
顧客、母体組織、納入者 †
- 顧客
プロジェクト成果物に対価を払いベネフィットを受ける。
- 母体組織
- プロジェクト運営の主体となる組織
- プロジェクトを遂行する主体が所属する組織
- 納入者
プロジェクト成果物、またはそれを構成する
コンポーネント等を供給するサプライヤー
コミュニケーション †
ストーリー構成法 †
プレゼンテーションを行う。
- 演繹的構成法
一般的かつ普遍的な事実
(ルール・セオリーなど)
から論理的に結論を導き出す。
- 帰納的構成法
事例の共通項から原理・法則を導き出す。
課題の「発見」は帰納的で、
「解決」については演繹的に
行っている気がする(@ブログ)。
参考 †